映画『F1/エフワン』が、アメリカの映画/テレビドラマを対象に行なわれるゴールデングローブ賞で、2部門にノミネートされたことが分かった。
ブラッド・ピット主演、ジョセフ・コシンスキー監督によって生み出されたこの映画『F1/エフワン』は、今年の6月に公開されると大ヒットを記録。興行収入は6億3150万ドル(約990億円)を突破し、ブラット・ピット主演映画としては歴代最高のヒットとなっている。
この映画『F1/エフワン』が、アカデミー賞の前哨戦とも言われるゴールデングローブ賞2部門にノミネートされたことが明らかになった。
ひとつは最優秀映画賞および興行成績賞。この部門で『F1』は、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』、『K-POP デーモン・ハンターズ』、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』、『罪人たち(Sinners)』、『Weapons/ウェポンズ』、『ウィキッド 永遠の約束』、『ズートピア2』と争うことになる。
最優秀オリジナル音楽賞(映画部門)では、『F1』の音楽を担当したハンス・ジマーが、『フランケンシュタイン』のアレクサンドル・デスプラ、『罪人たち(Sinners)』のルートヴィヒ・ゴランソン、『ワン・バトル・アフター・アナザー』のジョニー・グリーンウッド、『シラート(Sirat)』のカンディン・レイ、『ハムネット』のマックス・リクターらと共にノミネートされている。
ゴールデングローブ賞は、2026年の1月11日に発表される予定だ。
なお映画『F1/エフワン』は大ヒットしたことにより、続編の検討が行なわれているとされる。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは11月、本作のエクゼクティブ・プロデューサーを務めたルイス・ハミルトンと、続編に関する話し合いを行なったことを認めている。

