・家電も使える防災仕様
まだまだビックリは続いた。
便利そうではあるけど……そうは言っても軽自動車ってバッテリーが小さいし、キャンピングカーとは言いつつただ泊まれるだけ。電化製品だって使えないじゃん! なんて思っていたのだが、
給電くんαの場合は、55Aのサブバッテリーと2000Wのインバーターを搭載。(バッテリーとインバーターはオプションで変更も可能)
小型電子レンジで食事を温めることができるし、家庭用100V電源から給電してホットプレートなどの家電も使用可能だ。
さらにサブバッテリーは走行中に充電できるだけでなく、ポップアップルーフ上の太陽光パネルからも充電できるというのだから驚きである。
痒い所に手が届いてる感じの機能が盛りだくさんだぜ!
──だが実際のところ、ここまで揃っていても車内泊は現実的でない。
なぜなら日本には四季があるから。今は快適でも、夏の猛暑で倒れてしまっては困るのだ。
そんな筆者の不安を解決してくれたアイテムが、こちら。
パワーウインドウに引っかけて使用する小型クーラーである。真夏の昼間はさすがに厳しいかもしれないが、夜間であれば十分実用的。正直、このクーラーだけでも買って自分の車に取り付けたいぐらいだ。
他にも脱着式テーブルや折り畳み式シンクなど、装備が充実。
仕事も料理もできて、居住空間も快適。マジでコレ……住めるな!?
・高額だけどアリかも!?
さて、ここまで聞いて気になるのは値段だ。今回見せてもらった給電くんαはオプションてんこ盛りで、快適さの代償としてお値段もなかなかだ。その額なんと、
338万9606円!
ぐぬぬ、確かに高額だ。でも……納得はできる。
ベース車はダイハツの商用車『アトレー ターボRS』で、普通に買っても176万円はする。
なんていったって、軽自動車が平気で200万円オーバーするこの時代。
4人が寝られて、サブバッテリーや太陽光パネル、各種家電や快適装備を搭載。普段は4人乗りの乗用車、週末はキャンピングカー、万が一の災害の際は避難所として、3つの役割をこなす車が約340万円と考えると……意外とアリなんじゃないかと思うのだ。
イメージとしては、備蓄食料のローリングストックに近いのかもしれない。普段から使い慣れておくことで、いざという時のストレスが軽減され、メンテナンスも行き届いて故障が少ない。
……うぅ~ん、なるほど。次回車を買い替える際は検討してみてもいいのかな? なんて思ったのでした。
