
『ウマ娘 シンデレラグレイ 第1クール』ビジュアル (C)久住太陽・杉浦理史&Pita・伊藤隼之介/集英社・ウマ娘 シンデレラグレイ製作委員会 (C) Cygames, Inc.
【1~10位】放送前から期待値高めな2025秋アニメは? 順位を見る
夏に続いて、秋もやっぱりアニメが多い!
2025年を締めくくる秋アニメのラインナップは、さまざまな点で「史上最高」の記録を打ち立てる可能性を秘めた期待作が目白押しです。今回は、そのなかでも特に注目すべき3作品を挙げます。
『ウマ娘 シンデレラグレイ』
圧倒的な走りから「怪物」と呼ばれるようになるウマ馬「オグリキャップ」が伝説を打ち立てていく『ウマ娘 シンデレラグレイ』が、春に続く第2クールが放送されます。本作には史上空前の盛り上がりが期待されるでしょう。
というのも「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載されている原作マンガはすでにクライマックスの雰囲気を漂わせており、しかもそれが現実の競走馬であるオグリキャップにとって最後のレースである「有馬記念」が行われる年末と同期しそうです。さらにこのTVアニメ第2クールも同時期にフィナーレを飾れば、原作ファンとアニメファン、そして競馬ファンの熱量を最大限に引き出しそうです。
アニメ版の進行ペースを考慮すると、今年の年末にクライマックスを迎えるのは難しいかもしれません。しかし、それこそオグリキャップ並みの速度で第2クールを駆け抜ければ、この希望的観測が成立する可能性もゼロではありません。
『忍者と極道』

『忍者と極道』ビジュアル (C)近藤信輔・講談社/「忍者と極道」製作委員会
「海外人気が史上最高クラスになるかもしれない」と期待したいダークホースが『忍者と極道』です。2025年は『メダリスト』や『タコピーの原罪』、『薫る花は凛と咲く』といった新作が海外で高い評価を得ていますが、『忍者と極道』はそれらを凌駕する可能性を秘めています。
この作品の最大の魅力は予測不能なストーリー展開と、日本の裏社会を象徴する二大巨頭「忍者」と「ヤクザ」を組み合わせた斬新な設定にあります。海外の視聴者にとって「NINJA」と「YAKUZA」は非常に魅力的な要素であり、それらが過激に対決する本作の独特の世界観は、彼らの好奇心を強く刺激するはずです。
『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!』

『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!』ビジュアル,(C)明鏡シスイ・ホビージャパン/無限ガチャ製作委員会
最後は『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!』という、あまりにも長大なタイトルのアニメです。この作品は、そのタイトル文字数が筆者が調べた限りでは「史上最多」です。
これまでの最長タイトルは、49字の『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd』でした。しかし本作はなんと「79字」という驚異的な文字数でこれを大幅に更新しています。もはやタイトルだけで物語のあらすじが分かってしまうほどですが、その先にどんな展開を見せるか、そして出演声優さんらが滑舌よく読み上げられるか注目です。
2025年秋アニメは、このようにさまざまな点で「史上最高」の記録を更新する可能性を秘めた作品がそろっています。しかしここまで挙げたのは一部であり、この秋は80近い新作の放送/配信が予定されています。アニメファンはそのラインナップを確認し、気になる作品がないかチェックしてみましょう。
