来年1・1日本武道館大会でOZAWAの挑戦を受けるGHCヘビー級王者Yoshiki Inamura。
これまでは“改心"したというOZAWAを信じてきたが、2日の公開会見で急襲され、『改心カステラ』を顔面に叩き込まれて大の字となる屈辱を姿をさらした。
そればかりか完全に“黒"へと戻ったOZAWAは、これまでの主張を180度転換させて、Yoshikiへの怨念エピソードを列挙しながら人間性をも完全否定。本性をあらわにした後輩と向き合うことになったYoshikiは、その主張に反論するとともに、笑顔で“OZAWAの闇"をも暴露した――。
【Yoshiki Inamuraインタビュー】
――信じていたOZAWAから裏切られてカステラを顔面にぶつけられましたが…?
▼Yoshiki「あの時のFeelingとしては“Surprise&Restart"(驚きと再始動)ですね。ミーはMr.OZAWAのことをTrust(信用)してましたけど、彼の性格を考えたら、あれだけ注目が集まるイベントで、掌(てのひら)を返して襲撃してきたっていうのは“目立つ"っていう意味では納得はできるかな…と思います。けど、本心からいえば“Surprise&Sad"(驚きと悲しみ)でしたし、帰ってからは悲しすぎてカステラしか喉を通らなかったですね。カステラに罪はない…Not Guilty(無罪)ですから」
――改めて練習生時代からの日々が思い出されて…
▼Yoshiki「YES…でも、思い起こせば、彼はある日突然、NOAHに現れたんですよ。なぜ突然現れたのか。聞けばMr.OZAWAは新日本プロレス…ニュージャパンに入ったのだけれど、挫折…Quitせざるを得ない状況になって、NOAHに入ってきたんだと。だから入ってきた頃から、ちょっと態度はBigでしたよね。Big態度だったんです。すでにニュージャパンの道場を経験していたから、トレーニングに関しても、こっちがリクエストしたものをすぐできちゃう。だから多少はNOAHのトレーニングをイージーに感じていたこともあったのかもしれない。なぜMr.OZAWAがニュージャパンをQuitしたのか。これはミーの推測でしかないですけど、辛かったんじゃないですか? 辛くて逃げた…Run awayしてきたんじゃないですかね」
――そんなOZAWAが清宮海斗の暴露をしたり…と黒く染まっていく姿を海外からどう見ていた?
▼OZAWA「だから彼はある意味エリートなんですよ。だってミーはニュージャパンのトライアウトを受けて落ちてますけど、彼はニュージャパンのトライアウトに受かってるワケですから。ミーと比べたら十分エリートですよね? それなりの下地があるのになぜ、あれだけのヘイトを撒き散らすのか。Mr.清宮のGenius(天才)っぷりをひがんでなのか…。だからMr.清宮のプライベートを暴露する姿はメチャメチャ嫌でしたね。世間的には“暴露系"といわれる配信者だったりストリーマーがウケるっていうのは分かるんですけど、それやるのってある意味すごく諸刃のBlade(剣)じゃないですか? Mr.OZAWAがどこにも付け入るスキがないほど清廉潔白なら良いですけど、逆にMr.OZAWAをヘイトする人がいて、同じように暴露…Exposureするような人がいたら、Mr.OZAWAは終わっちゃいますよ? 凄くDangerous(危険)なアイディアだなと思いましたし、単純に見ていて気持ちいいもんじゃない。ガールフレンドの存在やキャバクラに行ってる写真をさらしたり…Audience(観客)からすると変なNoise(ノイズ)が入っちゃうだけだし、見ていてすごくBad Feelingでした」
――OZAWAが特に憤慨していたのは『ともに過ごしたロンドン時代に稲村が“OZAWAは現地で練習してない"と会社にチクったから、俺が怪我の治療費40万円を支払うハメになったこと』でした
▼Yoshiki「確かにMr.OZAWAが練習に非協力的だったことはありましたよ。ミーがロンドンで通っていた『Hustle』っていうジムがあって、そこのコーチに凄く良くしてもらってたんです。ある日、そのコーチから『来週来られない日があるから、Yoshikiが練習をみてあげてくれ』って頼まれたことがあって、だったら一緒にMr.OZAWAがいてくれたら、Explain…説明もスムーズにいくなと思って誘ったことがありました。するとMr.OZAWAは『え…いや…あぁ』みたいな感じになって。なんかマッチのブック(試合予定)でもあるのかな?と思って聞いてみたら、『帰り遅くなるのダルくないですか』って言われて、『あ、ちょっとヘイトかも…』って思いました。帰り遅くなるって…そんなミッドナイトじゃないですよ? 遊びに行ったって、そんな時間になることはあるじゃないですか」
――OZAWAは『清宮と稲村が理不尽に扱ってきたから俺の兄弟子3人はデビューできなかった。現に彼らが道場で練習をみなくなってから、練習生が3人デビューできた』とも指摘していた
▼Yoshiki「それは絶対違います。もともとNOAHの練習メニューは、Too Strict(とても厳しい)なんです。Mr.清宮とミーがいなくなったから道場のトレーニングがイージーになったかって言ったら、そうじゃないんですよ。今回デビューできた3人は、Too StrictなトレーニングをOvercome…克服してデビューできた。それだけの話です」
――では改めて元日武道館ではどんな試合を?
▼Yoshiki「ミーがNOW、方舟シップのトップであるのは事実。NOAHのトップのレスラーとして、かつてトップだった異端な存在・OZAWAにChest…胸を貸してあげます。そしてMr.OZAWAをもう一度リング上で改心させてやろうと思いますね。ミーは正面から行くしかないんで、彼がどう逸らそうとも、どうエスケープしようとしても、しつこく彼らのFaceの前に立ち続けますから。真正面からMr.OZAWAを打ち砕いてEducate(教育)してあげたいな、と思います。January 1st Nippon Budokan New Year Show! Mr.OZAWAの真正面からVictoryをGetして、HappyなNew Yearにします!」

