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【全日本】三冠王者・宮原が安齊をシャットダウンスープレックスで報復KO 「大みそかでコイツを潰す」

【全日本】三冠王者・宮原が安齊をシャットダウンスープレックスで報復KO 「大みそかでコイツを潰す」

『世界最強タッグ決定リーグ戦2025』後楽園ホール(2025年12月10日)
○宮原健斗&鈴木秀樹&本田竜輝vs真霜拳號&野村直矢&デイビーボーイ・スミスJr.×

 三冠王者の宮原が安齊をシャットダウンスープレックスで報復KO。「大みそかでコイツを潰す」と予告した。

 三冠王者・宮原は12・7名古屋大会のタッグマッチで安齊に掟破りの逆シャットダウンスープレックスを食らって敗北。12・31代々木大会で安齊を迎え撃つことが決定した。今大会では最強タッグ決定リーグ戦に出場した選手による6人タッグマッチに出場。宮原&スミス、鈴木&真霜、本田&野村の3チームがそれぞれ別れて対戦する形となった。

 いい形で三冠戦につながたい宮原だったが、真霜に捕まって出鼻をくじかれる。反撃も避けられて、仲間の鈴木&本田に誤爆してしまい、不穏な空気が流れた。

 その後、最強タッグでは苦楽を共にした鈴木と真霜、本田と野村が駆け引きなしの真っ向勝負を展開。本田と野村は激しいエルボー合戦やブレーンバスター合戦で削り合って両者大の字に。場内がヒートアップすると、ここで宮原とスミスも対峙した。

 鈴木を押しのけてタッチをもらった宮原は低空ドロップキック、側頭部へのドロップキックで先手。「健斗」コールを巻き起こすが、スミスがジャンピングニーをぶち込むと、真霜のランニングローキック、野村のフロッグスプラッシュが立て続けにさく裂して、一転してピンチに。宮原が抵抗しても、鈴木が裏切り、ジャンピングハイキックをズバリ。本田もラリアットを振り抜いた。宮原の人望の無さがあらわになったところで、スミスはブルドッグボムで仕留めにかかるも、最高男は回転エビ固めで切り返し、大逆転の3カウントを奪った。

 試合中に裏切った鈴木と本田だったが、宮原が勝利すると、態度をひょう変させて、抱きついて祝福。無理矢理に最高男の手を掲げてみせた。

 コーナーに上がって「健斗」コールを巻き起こすと、マイクを持った宮原は「おい、大みそか、対戦相手決まったな。日本では世代交代が流行っているらしいな。次の相手は全日本プロレスのホープ・安齊勇馬か。ただ、その日本プロレス界の世代交代ってやつに俺をくくるな。そんなことは他のそこそこのヤツらにやらせておけ」と断言。「プロレスファンならわかるだろ、俺の最高さを。俺に世代交代はない」と言い放つと、「さあ、全日本プロレスのホームよ。安齊勇馬、出てこいよ」と安齊を呼び込んだ。

 安齊を前にすると、「さあ、ホープのお出ましだ。おい、日本のプロレス界はどうやら世代交代を焦っているらしいな。ただよ、安齊勇馬、俺はその他どうでもいいレスラーとは違うからな。俺はスーパースター、そして満場一致で最高の男だ」と通告する。

 一方、安齊は「そこら辺のレスラーと違うのはもちろんわかってるよ。ただ、時代を変える男、俺だってそこら辺のレスラーじゃねえぞ」と強気に返答。「今の時代が宮原健斗か。じゃあ、来年は俺の時代だな。来年から全日本プロレスの顔は俺だ」と挑発的に宣言した。

 ここで宮原が動く。安齊が背中を見せた瞬間、背後から襲いかかり、シャットダウンスープレックスでKOしたのだ。名古屋大会とは正反対の光景を作り上げた宮原は「これだから20代はダサいんだよ。おい、俺がプロレス界の先輩に教わったことを教えようか。やられたらやり返すだ。そして、やられてしまったなら、やられる覚悟をもってこい。大みそかでコイツを潰す」と大の字になった安齊を踏みつけてみせた。

 バックステージでも宮原の舌鋒は鋭さを増すばかりで、「俺に世代交代なんてない。大みそかで安齊勇馬、てめえに課題を教えて込んでやる。安齊勇馬、てめえはヌルいんだよ」と挑発する。一方、叩き潰された安齊もその目は死んでおらず、「もしかして宮原健斗、お前、焦ってんじゃねえのか?」と指摘すると、「新時代の波はすぐそこまで来てるぞ。よその団体と一緒にしてんじゃねえぞ。後ろから来てるのはこの俺、安齊勇馬だぞ。大みそか、必ず俺が三冠獲って、2026年1月1日から俺が全日本プロレスの顔だ」と強気の姿勢を崩さなかった。

【宮原の話】「おい! リング上で言った通りだ。お前だからな、やったのは俺に。掟破りのシャットダウンをやったのはお前だからな。この世界でお前は知らなかったか。やったらやられるってな。そして、やられたらやり返すってな。安齊勇馬、どうだ? この日本プロレス界は世代交代を焦ってるらしいからな。そこでてめえの出番てか? ホープさんよ。ただよ、リング上で言った通りだ。俺をその他大勢のレスラーと一緒にするな。スーパースターだ。俺に世代交代なんてない。大みそかで安齊勇馬、てめえに課題を教えて込んでやる。安齊勇馬、てめえはヌルいんだよ」

【スミスの話】「今日は負けてしまったが、はっきり言って今のは2カウントじゃないか? もう1回VTRを見てみたい。絶対に2カウントのはずだ。和田京平さんは最近スピードが落ちたと思うので、あれは入っていないと思う。負けは負けで、歴史の1ページに残るわけだが、最強の選手に負けてしまった。ただ、来年はパワーアップして、新しい自分をお見せするので、皆さん期待して待っていてほしい」

【野村の話】「今回、最強タッグで結果を残せなかったんですけど、今日やった本田は組むより戦っていたほうがすごく面白かったですね。またやりたいですね。今日は楽しかったです。ありがとうございました」

【真霜の話】「最強タッグ終わっちゃったけども、鈴木秀樹! 俺はてめえに話がある。このあと行くからな、控え室へ」

【安齊の話】「宮原健斗、やられたらやり返す覚悟を持てか。試合中にやったことと試合外に後ろから。それが果たして一緒か? もしかして宮原健斗、お前、焦ってんじゃねえのか? お前、あんたほどの男が感じてねえわけねえだろ。新時代の波はすぐそこまで来てるぞ。よその団体と一緒にしてんじゃねえぞ。後ろから来てるのはこの俺、安齊勇馬だぞ。大みそか、必ず俺が三冠獲って、2026年1月1日から俺が全日本プロレスの顔だ」

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