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【新日本】ザック&大岩が毘沙門を熱戦撃破でWTL決勝進出 大岩はK.O.Bへのリベンジ宣言

【新日本】ザック&大岩が毘沙門を熱戦撃破でWTL決勝進出 大岩はK.O.Bへのリベンジ宣言

 『WORLD TAG LEAGUE 2025』長崎大会が10日、出島メッセ長崎で行われ、ザック・セイバーJr.&大岩陵平が準決勝で“毘沙門"後藤洋央紀&YOSHI-HASHIを破って決勝進出を決定。大岩は公式戦で敗れているIWGPタッグ王者Yuto-Ice&OSKARへのリベンジを見据えた。

 WTLは12・9飯塚大会で公式戦全日程を終え、ベスト4が出そろった。この日はAブロック首位通過を決めた毘沙門とBブロック2位で勝ち上がったTMDKコンビが準決勝で激突。毘沙門は勝てば2年ぶりV4に王手をかけるところだった。

 まずはザック&大岩がYOSHI-HASHI相手に腕攻めを展開して主導権を握る。毘沙門も後藤がザックに村正、バックドロップ、裏GTRの波状攻撃で巻き返しに出ると、大岩には時間差ラリアットをお見舞い。YOSHI-HASHIもヘッドハンターで続いたが、KUMAGOROSHIが不発に終わると、大岩が脇固めで捕らえて再び腕攻めを展開。天山スープレックス、ダイブ式倒れ込みボディプレス、ドクターボムの猛攻に出た。

 YOSHI-HASHIもTHE GRIPをかいくぐり、業で丸め込んで反撃。後藤はラリアットを振り抜いて援護射撃し、ザックが飛び込んでも牛殺しで返り討ち。負けじと大岩は両腕ラリアットで毘沙門をまとめてなぎ倒し、ローリングラリアットを叩き込んだが、YOSHI-HASHIもラリアットをかち上げて譲らず。後藤もザックにGTWを決めたが、GTR狙いはザックがクラーキーキャットで切り返した。

 TMDKコンビは延髄斬りとラリアットを同時にさく裂。ザックがザックドライバーを狙ったが、後藤も決めさせず。YOSHI-HASHIがコードブレイカーで援護射撃し、大岩が飛び込んでも高速ドラゴンスープレックスで返り討ち。後藤が延髄ラリアット、YOSHI-HASHIがトラースキックを立て続けに決めると、消灯の構えに入った。

 すると大岩が飛び込んでYOSHI-HASHIを分断。ザックがヨーロピアンクラッチで後藤を丸め込み、ランニングローキックで蹴り飛ばしたが、後藤もラリアットを振り抜いて譲らない。YOSHI-HASHIがトラースキック、後藤がラリアットで大岩を場外に蹴散らすと、後藤が河津落とし、YOSHI-HASHIがダイブ式ヘッドハンターを同時に決めてザックを追い込み、トラースキック、牛殺しの連続攻撃に出た。が、続く消灯が不発に終わると、大岩が後藤に延髄ラリアット、ジャーマンを敢行。援護射撃を受けたザックが間髪入れずジャックナイフで丸め込んで後藤から3カウントを奪った。

 ザック&大岩が毘沙門を破り、決勝進出を決定。12・14熊本大会における優勝戦で「Yuto-Ice&OSKARvs辻陽太&ゲイブ・キッド」(12・12薩摩川内)の勝利チームと激突することになった。試合後、大岩が「長崎、WORLD TAG LEAGUE3回制覇してる毘沙門に俺たちTMDKが勝ったぞ!」と雄叫び。「俺はこのタッグリーグでYuto-Ice&OSKAR組にコテンパンにやられて、バックステージでもメチャメチャ言われて、タッグリーグの借りは、このタッグリーグで返したいと思ってる」とK.O.Bへのリベンジを誓うばかり。「あいつらに何言われても関係ねえよ。俺のやりたいプロレスは今日リングでみせた通り。あいつらが何と言おうと、俺のやりたいものは変わんねえ。俺はちゃんと芯をもってプロレスリングのレスリングの部分をリスペクトして、このリングに上がってるんだ。あいつらみたいなただの喧嘩ファイトじゃねえ」と言い切った。そして最後にザックが「もうすぐファイナル。今年の中心はまだTMDKだよ」と日本語で断言して締めた。

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