9月24日、週末にMotoGP日本GPの開催を控える中、新宿・歌舞伎町で「MotoGP in TOKYO」が行なわれた。多くのGPライダーが参加し、集まったファンを沸かせた。
2024年に浅草の浅草寺で初めて開催されたMotoGP in TOKYO。2025年は場所を都心中の都心となる新宿・歌舞伎町へ移動。歌舞伎町シネシティ広場に、イベントステージが設置された。
会場にはMotoGPに参戦するホンダRC213V(ジョアン・ミル機)とヤマハYZR-M1(アレックス・リンス機)が展示。また最高峰クラス唯一の日本人ライダーである小椋藍が所属するトラックハウス・レーシングのカラーを纏ったaprilia RS 660 Extremaや、プラマックのジャック・ミラー仕様の特別ラッピングのヤマハ・XMAXといった市販車も展示された。
歌舞伎町シネシティ広場には、参加ライダー達とファンの交流の場となる「歌舞伎町ヒーローウォーク」も用意された。エリアにはレッドカーペットが敷かれ、さながら映画のプレミアイベントのようだ。
広場を埋め尽くしたファンを前に夕方16時に始まったイベントでは、元GPライダーの中野真矢と、日本GP公式PR大使に就任した若月佑美から登壇。今シーズンの始まりを告げたタイ・バンコクで行なわれたローンチイベントからシーズンを振り返った。
さらにMotoGPを運営するドルナ・スポーツのトップであるカルメロ・エスペレータCEOをはじめとする重鎮もイベントに出席し、直接日本のファンに向けた挨拶を行なった。
その後、今シーズンのタイトル獲得をほぼ確実にしているマルク・マルケス(ドゥカティ)など、豪華ライダーのトークショーが立て続けに行なわれた。 なお合間合間に行なわれたレッドカーペットエリアでのファンとの間近での触れ合いは、悲鳴に近い歓声が聞こえてくるほどの盛り上がり具合だった。
日本人ライダーはMotoGPクラスの小椋をはじめとして、Moto2参戦中の佐々木歩夢と國井勇輝、Moto3に参戦する山中琉聖と古里太陽という全ライダーが参加。集まったファンを前に母国日本での好結果を目指すと意気込んだ。また2024年限りでMotoGPのフルタイムライダーとしての活動を終えた中上貴晶が、日本GPではワイルドカード参戦することとなり、この日のMotoGP in TOKYOにも参加。意気込みを語った。
「今年はワイルドカード参戦という今までとは全く違う環境ですし、自分の気持ち的にも違います。日本GPというのは自分にとっても大きな挑戦でもあるので、今年は違った形ではありますけど、テストチームとして、そして開発チームとして、後半戦に向けて少しでも上向きになれるバイクを(レギュラーライダーたちに)提供できるように、良い週末にできればなと思っています。皆さん、ぜひもてぎで応援よろしくお願いします」
MotoGPクラスでその中上と競うこととなる小椋は、前戦サンマリノGPで転倒した際に右手を痛めた。まだ痛みも残っていると話していた小椋だが、初日FP1から調子を確かめ、できる中で全力を尽くしたいと意気込んだ。
「今年の日本GPは、前戦での怪我の影響もありますし、昨年までとはクラスもバイクも違います。なので、とりあえずは金曜日にスタートしてみないと、ちょっとどうなるかは分からない、というところです」
「そういった色々な要素がありますけれど、いつも通りに乗れるとなれば、全力を尽くすだけだと思っています。今年もたくさんの応援いただけたらなと思ってます。よろしくお願いします」
そうしてMotoGP in TOKYOは大盛況のうちに閉幕。25日(木)にはライダーたちもモビリティリゾートもてぎに移動し、26日(金)から28日(日)にかけて、熱い戦いをくり広げて行くことになる。

