最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
悪魔はこの世に存在しますよね? だってマ・ドンソクがぶん殴って倒してたから

悪魔はこの世に存在しますよね? だってマ・ドンソクがぶん殴って倒してたから

『悪魔祓い株式会社』(©2025 LOTTE ENTERTAINMENT & BIG PUNCH PICTURES & NOVA FILM ALLRIGHTS RESERVED.)

どうも最近ツイてないな…。そう思ったら、絶対に解決してくれること間違いなしの会社がありました。その名も、『悪魔祓い株式会社』。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)でゾンビと格闘したマ・ドンソク扮するバウが、社長を務めるこの会社の活躍を描く作品が12月12日より公開。

ツキを取り戻す方法を本作から教えてもらいましょう。

 
画像をもっと見る

■ぶっ飛んだアクションが爽快なホラー『悪魔祓い株式会社』(©2025 LOTTE ENTERTAINMENT & BIG PUNCH PICTURES & NOVA FILM ALLRIGHTS RESERVED.)

本作は、韓国では老若男女問わず絶大な人気を誇る俳優・マ・ドンソクが自ら企画、原案を担当し、さらには主演を飾るホラーアクション。

『犯罪都市』では刑事、『悪人伝』ではマフィアのボスを演じ、数々の敵と戦うアクションを見せて来たドンソクですが、本作でも迫力ある戦闘ぶりを披露しています。

それもそのはず、『犯罪都市』『悪人伝』でアクション監督を務めていたホ・ミョンヘン監督が、本作でもアクション監督として名を連ねているから。ワイヤーアクションなども組み込まれた桁違いのバトルに圧倒されます。

関連記事:『Momodora:月影のエンドロール』プレイレビュー 見た目はキュートでも物語はシリアスな傑作メトロイドヴァニア

■少女時代のソヒョンも、エクソシストとして参戦『悪魔祓い株式会社』(©2025 LOTTE ENTERTAINMENT & BIG PUNCH PICTURES & NOVA FILM ALLRIGHTS RESERVED.)

社長のバウ(ドンソク)率いる「悪魔祓い株式会社」は、悪魔を呼び出す力を持つエクソシストのシャロン(ソヒョン/少女時代)、情報収集が得意な室長のキム(イ・デヴィッド)が揃った、悪魔祓いを専門とする会社。

そこへ、医師のジョンウォン(キョン・スジン)が、妹のウンソ(チョン・ジソ)を助けてほしいと相談にやってきます。ウンソは体のコントロールがきかなくなったり、別人のようになったりと、異常行動をくり返し、その治療法が見つからないというのですが…?

関連記事:『Momodora:月影のエンドロール』プレイレビュー 見た目はキュートでも物語はシリアスな傑作メトロイドヴァニア

■ぶっ飛ばす拳に秘められたもの『悪魔祓い株式会社』(©2025 LOTTE ENTERTAINMENT & BIG PUNCH PICTURES & NOVA FILM ALLRIGHTS RESERVED.)

バウ自身、悪魔祓いする力を持っていますが、その倒し方が「拳で殴る」という単純明快さが、本作のおもしろさに一役買っているといえます。

いかにも力のありそうなバウが、次々と悪魔(が取り憑いた人間?)をがんがんぶっ飛ばしていく様は、爽快感があると同時に、妙なリアル感を覚えるのが不思議なところ。本作はファンタジーのはずなのに、現実に悪魔はいて、すぐ隣に住んでいるような錯覚に陥るのです。

それはドンソクが「あまりにもファンタジーに寄りすぎてもいけないと思った」と語るように、意識して制作されたせいもあるでしょう。ですが、悪魔を倒す3人が、時折見せる人間らしさにヒントがあるように思えます。ファンタジーを前にした時、弱さを抱えながらも進もうとする姿に自分を重ねるもの。悪魔祓いとは、結局「自分の中の闇」との対峙なのかもしれません。

++++++++++++++++++++
『悪魔祓い株式会社』
12月12日(金)全国ロードショー
公式サイトはこちら

(文/Sirabee 編集部・尾藤 もあ
配信元: Sirabee

あなたにおすすめ