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結成半年で劇場入りの若手実力コンビ“電気ジュース”の正体は…「私らも結成1年で決勝進出、けっこうスゴいんですよ!」【THE W決勝直前インタビュー】

「“色”のないぶん、親近感を持ってもらえる」

——決勝に向けて、ネタの方向性は決まってきましたか?

藤本 私らは1本仕上げるのに時間がかかるタイプで、ひとつのネタをずーっと舞台でかけ続けます。そのぶん愛着があるんで、きれいな、納得のいくかたちで出してあげられたらな、と思ってます。

——ちなみにネタ作りはどんなふうに?

藤本 いまのところは各自、題材を持ち寄って。葉ちゃんがボケれそうな、大喜利できそうなやつを選んで持ってきてくれて、それを私がつなぐ、みたいな感じです。

——電気ジュースならではの強みは何でしょう?

藤本 害のない……。

福沢 色のなさ。

藤本 ははは(笑)。同時に言いましたね。そうやな、害のない色のなさ。無害やな(笑)。色がないぶん、親近感は持ってもらえるのかな。本当は、争いたくはないんです。

福沢 本当は、ファイナリストみんなに蝶々(※審査員の投票で表示されるアイコン)が舞い降りたらうれしいです。万博のユスリカのように大量発生して……。

藤本 そうやね~。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

ライバルのヤメピは「4人のグループLINEで話す仲」

——言っていたように本当に優しい……。そんな2人が意識している組はいますか?

藤本 身内ネタすぎてアレなんですけど、本当にヤメピはね~。

福沢 そうやね~。

藤本 大阪ですし、葉ちゃんはうかりちゃんと(NSCの)同期で、スイちゃんと私が同期で。しかも、私はスイちゃんと同い年で。もうほとんどドンピシャなんですよ。で、私らよりもコンビ歴が浅い! なので、話題をかっさらわれてしまいました(笑)。

福沢 私らは“西のダークホース”のつもりでいけると思ってたんですけども。

藤本 ヤメピに話題を全部持っていかれてしまって(笑)。私らもコンビ結成1年で決勝進出、けっこうスゴいんですよ!? スゴいことなのに、誰にも見てもらえない。

——そのモヤモヤを、決勝の舞台でぶつけていただいて……。

藤本 いやー、そうなんですよ。「劇場メンバーなんだぞ!」っていうね。関東の方々からしたら「何がや?」っていう話やと思うんですけども。「誰と誰が言い争ってるねん」ですけども。

——ライバル同士、決勝に向けて何か話はしているんですか?

藤本 なにせお互い初めてなんで、4人でグループLINEを作っていまして。『THE W』の情報を共有したりとか、「ネタ時間、どれくらいでいく?」みたいな相談をしたり。

福沢 ブロックが違うんで、一緒にどっちも上がれたら最高です。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
配信元: FANY Magazine

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