エアソフトガンで撃ち出す「BB弾」には俗に「バイオ弾」などと呼ばれる、自然環境に配慮した製品もあります。その性能を如実に表した投稿が、X（Twitter）で注目を集めています。
数年で自然と分解される「バイオ弾」
話題の品は、投稿者のプミポン（@nTQTUoY8bO48086）さんが持っていた東京マルイ製のバイオ弾。植物由来の成分やミネラルから錬成された、生分解性プラスチックが使用されています。
生分解性プラスチックには、年月を経ると水やガスなどに分解される性質があります。分解に要する期間は2～3年程度とされていますが、プミポンさんが持っていたのは、未使用のまま10年がたった年代物。いったい中身はどうなっているのかと開封してみたところ、驚きの光景が現れました。
袋の中身はまるで粘土
本来直径6ミリの弾は袋の中で大きく膨らみ、まるで大豆のよう。触感は非常に柔らかく、袋越しにもんでみると、粘土のごとく一体になってしまったそうです。
触れ込み通りの性質を示したバイオ弾は、「本当に分解されるんだ！」「優秀だなw」「自然に優しい証明」「しっかり分解される証拠で安心できますね！！」「ここまでってはじめて見ました！」と話題に。「粘土として再利用できないか」との声もありましたが、プミポンさんが実際試してみたところ、粘り気が強くてうまく扱えなかったそうです。
なお、東京マルイのサイトによると、バイオ弾は高温多湿に弱く、保管状態によっては膨張・変形するとのこと。変形した弾をこめると、銃が故障する原因になり得るため、風通しの良い場所にしまうといった、湿気や高温への対策が推奨されています。
画像提供：プミポン（@nTQTUoY8bO48086）さん
