マクラーレンのランド・ノリスは、チームとのシーズン総括やクリスマスパーティー、そして友人たちとの休暇を含む自身のオフシーズンの予定を明らかにした。
12月上旬に行なわれたF1アブダビGPで、キャリア初のF1チャンピオンに輝いたノリス。F1は2026年シーズンに向けて、短いオフシーズン期間に入ったが、ノリスにはやるべきことがたくさんある。
「実際のところ、これから数週間はかなりシンプルだ。すべてを見直していくよ。もっと良くできたと分かっていることはまだたくさんあるんだ」
ノリスはBBC Sportに対して、オフシーズン中の予定をそう語った。
「色々なところで、少し違う判断をしていればよかったと思うモノがいくつもある。それらすべてを見直して、まとめ、それらの結果から仮説や予測を立てるんだ」
「あまり長い休みではないけれど、FIA授賞式が楽しみだ。僕がトロフィーに触れる最初の機会だからね。とてもワクワクしている。それから、チームのクリスマスパーティーも、シーズン最高の夜のひとつになるだろう」
「それから友人たち皆と出かけるよ。スキーに行くんだ。『ケガは全部早めに済ませておく』ってね。とにかく両親や家族と、ここ1日はテレビで何度も映っていただろう人たちと過ごし、このシーズンを忘れるようにする。自分がF1ドライバーであることを忘れようとするんだ」
「もちろん、今シーズン達成したことを忘れたいわけではない。ただ、数日間だけ普通の生活を送ろうということだ」
なおノリスは2025年シーズンから2026年シーズンに向けて”持ち越せるモノ”について、次のように続けた。
「今年からはたくさんのモノを持ち越せる」
「色々とあるよ。もっと良くできたこと、良くすべきだったことはたくさんある。でも最終的に必要なことはやり遂げた。すべてが信じられないほど接戦で、マックス(フェルスタッペン/レッドブル)との差はたった2ポイントだった。それは本当に信じがたい」
「僕は必要なモノを備えている。欠点もミスもあったけど、今はそれらを見つめ直して分析して、繰り返さずに来シーズンはさらに良くできるという自信がある」

