「作りは簡単やけど“その人たちやから”おもしろく感じる漫才」
――ライブの構成やネタの本数は決まっていますか?
さかもと とりあえず漫才を6本しようかなと。僕たちはコントをしないので。間に映像もあったりするけど、それも映像を見ながら漫才をする、みたいな新しいかたちができたらいいなって思ってるかな。映像を絡めたり、お客さんを巻き込んだ漫才ができたらなあと。
――新しいですね! 新しい漫才師という感じがします。“NEO漫才”ですね。
さかもと NEO漫才でいこう!
――採用された!(笑) NEO漫才、めっちゃ楽しみです!
さかもと やから、漫才とNEO漫才を合わせて、合計8本の漫才をする感じなるかな。
――8本! まさに漫才師の単独ですね! 単独ライブを通して“ここを見てほしい”というポイントはありますか?
さかもと ほりお、言うたってくれ。
ほりお いやー、やっぱ“漫才”じゃないですかね。
――……8本漫才するとおっしゃってましたもんね?
ほりお 映像を使った漫才とかもしますから。いろんな漫才が見られると思いますよ。
――再放送やん(笑)。さっき、さかもとさんが言ったこと繰り返してるだけじゃないですか(笑)。さかもとさん、お願いしますよ!
さかもと オッケ。ちゃんと喋ろう。やっぱり、今年のM-1はもう僕たちは終わってしまって、来年まで時間があるって考えたときに、“台本がすごく強い”っていう漫才にはあんまり気持ちが動かなくて。そういうのよりも、作りは簡単やけど、“その人たちやから”おもしろく感じる漫才っていうのをやっていけたらなあと思ってるかな。それを全面に出していけたらなあと思ってる。

――めっちゃ良い……。これぞ漫才師という言葉、アツくなります!
さかもと そういうところが漫才師の“醍醐味”かなって思うな。それをあと1カ月、念頭に置きながら取り組みたいと思ってます。
――では最後に、読者の方にメッセージをお願いします!
さかもと タイトルの『スーパーフェニックス単独』の通り、M-1の1回戦に落ちて再エントリーで復活したところから始まっているコンビで、ええ歳こいて芸人も続けてるので、「まだこいつら、あるかもしれんな」というエネルギーは感じてもらえるよう頑張るので、僕たちがまだまだ“フェニックス”していく姿を見てもらえたらなと思います。
ほりお 12月30日(火)開催で、2025年のよしもと漫才劇場の最終公演が我々の単独ライブなんですよね。すべてを担っている気持ちで、漫才劇場の2025年の笑いを出し尽くせるように頑張りますので、ぜひ来てください!
――ありがとうございました! 最高の2025年の締めくくりになるような単独ライブになることをお祈りしております!!

いかがでしたでしょうか? 単独ライブは、芸人が魂を込めて作り上げるライブです。またその初回は、大きな一歩であり、キャリアに刻み込まれる節目のライブでもあります。ぜひみなさま、マンゲキまで足をお運びいただき、2組の勇姿を目に、心に焼き付けてください。
また、私のコンビ茜250ccが、2026年1月23日(金)にマンゲキで10回目の単独ライブを開催します。今回、話をうかがいながら初めて単独ライブを開催したときの熱い気持ちや不安な気持ち、開演してセンターマイクの前から見た初めての景色を思い出し、胸が熱くなりました。
また今日から、最高のエンターテイメントが作れるよう頑張ります! ありがとうございました!