
『連続テレビ小説 ばけばけ Part1 NHKドラマ・ガイド』(NHK出版)
【うますぎ】え…っ! 「発音が完璧」「笑顔可愛い」 コチラが『ばけばけ』マーサ役女優の「日本語でのインタビュー」です
演技力に絶賛集まる
2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)さんと、彼を支え、さまざまな怪談を語った妻の小泉セツさんがモデルの物語です。
第53話、54話では、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」の未来の夫「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」が、アメリカ時代に「マーサ(演:ミーシャ・ブルックス)」という黒人奴隷と白人の混血女性と結婚していた時の話が語られました。
若き日のヘブンは、住んでいたオハイオ州の異人種間の婚姻を禁じる法律を破ってまでマーサと結婚しましたが、そのせいで差別を受けて新聞社を解雇され、自暴自棄になったマーサとも別れてしまいます。
ヘブンの悲しい過去編は、朝ドラでは異例の全編英語で語られ話題を呼びました。また、マーサ役を演じたミーシャ・ブルックスさんも
「ミーシャ・ブルックスさんの演技が素晴らしい。ご本人はボストン出身らしいけど、マーサが話していた英語は南部アクセント」
「檻越しのヘブンさんとマーサさんとふたりの手の演技に泣いてしまった。言葉と心がぐちゃぐちゃだよ」
「マーサ役のミーシャさんの演技があまりに凄まじい…。あまり教育を受けられなかったであろう奴隷の喋り方をしつつも、そんな境遇にありながら心根優しい人に育ったマーサをあんな短時間で演じきって…」
「挙式の時に見せた歓びの奥底に不安が沈み込んでるかのような表情の演技、素晴らしかった。あの一瞬だけでマーサのたどった苦難、その時代の持つ歪なシステムがとても良く伝わってきたな」
と、その演技力が絶賛されています。
オーディションでマーサ役に選ばれたブルックスさんは、ハーバード大学工学部卒業し、マサチューセッツ工科大学でも、ヒューマノイドロボット工学と義肢装具を専門に学んだ才女で、奈良に留学していたこともあるため、日本語も堪能です。
54話の放送後には、『ばけばけ』の公式X(旧:Twitter)で、ブルックスさんが日本語で撮影の感想を語る動画が公開されました。流暢な日本語で共演のトミー・バストウさんの演技をほめる姿に、「驚くほど堪能な日本語ですね!日本の朝ドラに出演してくれてありがとうございました」「ハーバード卒の高学歴で日本語もたくさん勉強して努力家で笑顔がチャーミングなミーシャさん素敵」といった声があいついでいます。
この数日で一気に知名度、注目度が高まったブルックスさんは、今後ほかの日本のドラマや映画にも出演してくれるかもしれません。今後に注目です。
