Photo:Sirabee編集部元東北楽天ゴールデンイーグルスの監督だった野球評論家のデーブ大久保氏が10日、自身のYoutubeチャンネル「デーブ大久保チャンネル」を更新。
読売ジャイアンツから突如、自由契約になったオコエ瑠偉について「絶対内部で何かあった。100%」「海外志向が強かったは後付け」と推測した。
【今回の動画】オコエ瑠偉「電撃退団」の真相を推察するデーブ氏
■「本人も絶対わかっている」「賛否両論ありそうなテーマ」と前置きをしつつ、11月28日に自由契約になったオコエについて自論を展開したデーブ氏。
秋季キャンプの頭で離脱し、以降ジャイアンツのファンイベントや「長嶋茂雄さんお別れ会」も欠席したことに触れ、「メディア報道だとオコエ選手は退団して海外を目指す、と。結論を言うと『海外志向が強かった』は後付けです。そうだったらポスティングをお願いするはず。日本でレギュラーとってない選手が外国で（レギュラー）とれるわけがない。それは本人も絶対わかっている」と、分析した。
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■巨人コーチ時代、オコエと衝突戦力外通告期間を越えたタイミングでの自由契約に「絶対内部で何かあった。100%」「コーチと何かがあった、プラスして阿部慎之助監督の逆鱗に触れなければこうならない」と続けるデーブ氏。
自身は2023年ジャイアンツ打撃コーチ時代に接点があり、発破をかけるため時には厳しい言葉でオコエに接したという。
しかし、「俺が話をしはじめたんだけど、（こっちを見ずに）スタンドティーの高さを調整していた。話しているのに。『てめぇこの野郎、聞いてんのか』って」と、コミュニケーション面で衝突することもあったと明かした。
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■「いい選手なんだから」とエールそんな過去を踏まえ、「今回は憶測だけど、俺の経験上、最終的に阿部監督がオコエ選手に対して“何か”があった。小さいトラブルが。例えば遅刻とか、道具蹴ったとか。それをコーチが注意したら態度が悪かった。そんな俺みたいなパターンが監督の耳に入ったのでは」と、予想したデーブ氏。
その上で、「まだ野球を続けるなら、しっかり練習してまたいいプレーを。いい選手なんだから。上を目指してやってもらいたい」とエールを贈った。
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■「能力があるだけに勿体ない」と反響ネットでは、デーブ氏の分析に「オコエ選手の考察動画は色々ありますがこの動画が一番腑に落ちました」「オコエには巨人で踏ん張って欲しかったな…」「能力があるだけに勿体ない」とファンから様々な声が上がっている。
動画では、自身も現役時代、西武ライオンズ・森祇晶監督や読売ジャイアンツ・山倉和博コーチの教えに反抗したことを回顧し、後悔の言葉を口にしていたデーブ氏。オコエの退団理由はいまだ不明だが、どこか通じるものがあったに違いない。
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【今回の動画】オコエ瑠偉「電撃退団」の真相を推察するデーブ氏■著者プロフィールキモカメコ佐藤（@peyangtaneda）。1982年東京都生まれ、sirabee編集部記者。
政治・経済系出版社、『1UP情報局』『ねとらぼ』編集部などを経て現職。格闘技やプロ野球のほか、コスプレ、メイド、秋葉原文化を長年取材してきたオタク記者。今シーズンもパ・リーグ中心に、東北楽天ゴールデンイーグルスのほぼ全試合を視聴中。
（文／Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤）