「何をどうしたらよくなるの?」ゴルフの謎ワード「リズム」を安岡幸紀プロが丁寧に解説します。
”リズムがいい”とはこういうこと!「2つの振り子」がシンクロしている動き

連続素振りをずっと続けられる”二重振り子”運動
「リズム」はゴルフのレッスンの場でよく使われるワードです。いいリズムはいいスイングの条件で、多くのプロやコーチが重視していますが、その正体をきちんと説明できる人は多くはないのではないでしょうか。
私の考える「リズムのいいスイング」とは、スイングの「2つの振り子」の周期がきれいにシンクロしていることです。ゴルフスイングは体とクラブ、2つの振り子が組み合わさった動きですが、それぞれが自然な周期で動きつつ、2つがスムーズに連動しているのが「リズムがいい」動きです。手元が腰から腰くらいの振り幅での連続素振りを、よどみなくメトロノームを刻むように延々と続けられる動き。
フルショットの場合でも、このなかの1スイングを取り出してそのまま拡大したような動きが理想です。ポイントはクラブと体の「引き合い」。これを理解できれば、確実にうまくなれますよ。

1つめの振り子「体」と2つめの振り子「クラブ」がシンクロし、両方が自然な振り子で動いていれば、連続素振りをスムーズに繰り返せる。このひと振りを取り出し、拡大したものがリズムのいいスイングだ。
1つめの振り子 「体」

1つめは「体」での振り子。胸にくっつけたクラブを体の動きだけで振り子のように揺らし、加速させられる動き。
2つめの振り子 「クラブ」

手首を使ってクラブだけを振り子のように動かし、クラブが動こうとする慣性を妨げずスムーズに加速させられる動き。
いかがでしたか。二重振り子の運動をぜひ参考にしてください!

レッスン=安岡幸紀
●やすおか・ゆきのり/1988年生まれ、高知県出身。高知高校ゴルフ部を卒業後、指導者の道に進み、日本プロゴルフ協会のティーチングプロA級を取得した理論派コーチ。CHEERS GOLF代表。
構成=鈴木康介
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC

