指導者からも称賛の声が止まらない。
ロサンゼルス・ドジャースのディノ・イーベル三塁コーチが球団専門メディア『The Dodgers Bleed Los Podcast Network』の独占インタビューに応じ、第６回WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）への意気込み、そして大谷翔平の存在について語った。
WBCアメリカ代表の三塁コーチを務めるのは２大会連続。前回は大谷翔平が率いる侍ジャパンに決勝で敗れた。「またあのシャツを着られるのが光栄だ」と話し始めたイーベルコーチは、「メジャー最高の選手たちが同じクラブハウスに集まる。前回はショウヘイ・オオタニ対マイク・トラウトの壮大な結末で準優勝だったが、次はぜひとも優勝したい」と、２大会ぶり２度目の栄冠を力強く誓った。
その大谷については、「地球上で最高の選手。投手復帰を果たし、打撃面で文字通りボールを粉砕した」と2025年シーズンの活躍ぶりを絶賛。「最高の体調を維持している選手のひとりだ」と並外れた自己管理能力に舌を巻き、「もっとワールドシリーズで勝ちたいと思っている」とも続けた。
2018年はロサンゼルス・エンジェルスのコーチとしてメジャー１年目の大谷を見守り、19年から所属するドジャースで24年に大谷と再会。「人間としても素晴らしい」「地球上で最高の選手と一緒にいられることが誇らしい」と尊敬の念を示すほど、59歳のベテランコーチにとって日本人スターの存在は特別なようだ。
24年と25年のワールドシリーズを制して世界一になった三塁コーチが、今度は大谷を敵に回して、もうひとつの“世界一”を狙いにいく。
構成●THE DIGEST編集部
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