巨人を自由契約になって「海外チームを含む移籍先を探す」とされているオコエ瑠偉に関しては、阿部慎之助監督の練習方法への反発など、球団に反旗を翻したことが原因だとされる。
巨人1軍打撃チーフコーチ時代にオコエを指導したことがある野球解説者の大久保博元氏はYouTubeチャンネル「デーブ大久保チャンネル」で、口角泡を飛ばしてこう語るのだった。
「内部でいざこざがあった。それもコーチとあったのにプラス、阿部監督の逆鱗にも触れてなきゃ、こうならないと思う」
同時に大久保氏は自身の経験も振り返る。2023年、コーチとしてアーリーワークを推奨していたのだが、意義を説明しようとすると、オコエはそれを聞きもせず、スタンドティーのサイズを合わせ始める。大久保氏はそれを叱り飛ばしたというのだ。
「原(辰徳)監督ってめちゃくちゃ厳しいけど『それくらい元気があっていいんじゃないか、あの子は』みたいなところがあるんだけど、阿部監督はもともと厳しい親父のもとで育ってるから、規律は厳しいわけよ。『そんなこと言ったんか、あのガキは!』みたいなタイプではある。結論は阿部監督がオコエ選手に対して『3軍に行って、自分の姿を見せてみろ。反省しろ! それか辞めるかしねぇよ、お前は!』って絶対、言ってると思うんだよね」
そして「海外行き模索」については、
「結論でいうと、海外志向が強かった…これは後づけです。だって(海外志向が)あったらポスティングするでしょ。日本でレギュラー獲ってない選手を、外国が獲るわけないですよ。それは本人が絶対、わかってる」
「問題児」を受け入れてくれるのはどこなのか。
(所ひで/ユーチューブライター)

