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【対談連載】コラムニスト 朝井麻由美

【対談連載】コラムニスト 朝井麻由美

●こぼれ話


 リュックを背負い、大きなバッグを持って現れた朝井麻由美さん。少し緊張しているようなご様子。初めにお気に入りの品をご紹介いただくと、みるみる表情が明るくなる。持ってきていただいた大量のコレクションをバッグの中から取り出していくと、たちまちテーブルの上はカラフルでかわいらしいグッズでいっぱいになった。
 見たことがある商品が、消しゴムやキーホルダーなどに姿を変えていて、なんともかわいらしい。集めたくなるのがとても良く分かる。実際に、消しゴムでできたミニチュアのお弁当や食べ物など、私も持っているものがいくつかあった。幼少期から好きだったそうだが、ずっと変わらず集めていて、大人買いできるようになってさらに増えているのだそう。
 どこで買っているのか聞くと、「なんか出会うんですよね」と朝井さん。特定のところはないそうだが、いつも気にしているからか朝井さんのアンテナに引っかかるようで、さまざまなところで出会ったら買うというスタイル。そのときの発見、まさに出会いを想像すると楽しそうだし、ときめく感じがする。
 手に取って眺めてはクスっと笑ってしまうような、遊び心が詰まったグッズばかり。朝井さんが「すでにある商品が、別のものに変わっているようなもの」とおっしゃっていたとおり、これらのコレクションを総称するのがともても難しい。でも、それぞれに共通して感じるのは、リアリティの中にある茶目っ気だ。「文章の中に笑えるポイントを必ずつくる」とおっしゃっていた朝井さんの価値観と似ている気がしている。笑いで押し通さない、あくまで「クスっと」がポイントのようだ。
 「テキストコンテンツの時代は終わり」と多くの文章を書いてきた朝井さんがおっしゃる言葉は重い。でも朝井さんは、新たな表現に目を輝かせる。新しい仕組みをつくり、その中で本当につくりたいものをつくり、届けようとしている。その過程を模索しながらも楽しんでおられる。
 コンテンツも届け方も、全てデザインして新しい価値を届けようとしている朝井さんの活動に、とてもわくわくする。ユニークな視点と発想で、結果的に再び何かの「第一人者」になるような気がしている。(奥田芳恵)
心に響く人生の匠たち
 「千人回峰」というタイトルは、比叡山の峰々を千日かけて駆け巡り、悟りを開く天台宗の荒行「千日回峰」から拝借したものです。千人の方々とお会いして、その哲学・行動の深淵に触れたいと願い、この連載を続けています。
 「人ありて我あり」は、私の座右の銘です。人は夢と希望がある限り、前に進むことができると考えています。中学生の頃から私を捕らえて放さないテーマ「人とはなんぞや」を掲げながら「千人回峰」に臨み、千通りの「人とはなんぞや」がみえたとき、「人ありて我あり」の「人」が私のなかでさらに昇華されるのではないか、と考えています。
奥田喜久男(週刊BCN 創刊編集長)
<1000分の第384回(下)>
※編注:文中に登場する企業名は敬称を省略しました。
配信元: BCN+R

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