
“ポップコーンムービー”というのは、映画館の定番メニューであるポップコーンを片手に気軽な気持ちで楽しめるようなエンタメ性の高い映画のこと。その言葉通り、本作の上映時間はわずか90分。学校や仕事の帰りでも、お出かけの合間でも、ちょっとしたタイミングでサクッと観られてスカッとした気分を味わえるタイパ抜群の一本。いったいどんな映画なのか?観る前の想像を良い意味で裏切ってくれる本作の楽しみ方を紹介していこう!
■愛するペットが突然豹変!?ウソのような“ホントの話”にあなたならどうする?
物語の舞台は、常夏の楽園ハワイ。森のなかにたたずむ高級別荘地にある実家に、友人たちを連れて帰省した大学生のルーシーは、家族と幼いころから一緒に暮らしてきたペットのチンパンジー“ベン”との再会に心を躍らせる。プールにパーティにと、楽しい休暇を満喫していくルーシーだったが、いつもは賢くてかわいいはずのベンに異変が…。
そう、実はこの映画は愛する家族=かわいいペットのベンが突然豹変し、脅威となって襲いかかってくるというストーリー。子ども向け番組のようなタイトルで、ポスタービジュアルもチンパンジーが部屋の隅でちょこんと体育座りしている愛らしいデザインなのに、めちゃくちゃコワい!チンパンジーが人間を襲うなんて…と思う人がいるかもしれないが、実はこの映画は2009年にアメリカで起きた「トラビス事件」から着想を得た“ホント話”だからなおさらヤバい。
■カワイイ…なのにめちゃくちゃコワい!“Kowaii”魅力に取り憑かれる

そして映画館で観始めたらもうあなたは逃げられない…キュートに登場したはずのベンが豹変してからは、登場人物たちが家の中を逃げて逃げて逃げまくる!いつベンに襲われるかわからない緊張感は、まるでジェットコースターが登っていく時のよう。そして急降下するかのような怖さにもうドキドキが止まらない!一時停止ができないな映画館でしか味わえないスリルに、気付いたら周りを気にせず大絶叫の嵐。家のテレビやスマホの画面じゃ満足しきれない、特別な体験ができるはず。
一番の見どころは、とにかくヤバいチンパンジーのベン。かわいいペットだったはずなのに、ある時突然恐怖の存在に…これぞ“カワイイ”と“コワい”が融合した、ギャップ満点の“Kowaii” 魅力があふれてくる。チンパンジーといえば、人間にもっとも近い知能を持った動物としておなじみだけど、力の強さは段違い。握力はなんと300kgで成人男性の6倍以上のパワー!とんでもない力で襲ってくるから、捕まるととっても大変ことに…。
■みんなで挑戦するのもオススメ!観終わると解放感で、身も心もスッキリ…?

いったいベンになにが起こったのか?その理由はズバリ“狂犬病”。ペットを飼ったことがない人でも、一度は耳にしたことがあるだろう。実はこの病気、犬に限らず人間やサルなどのあらゆる哺乳類に感染する可能性があり、日本ではワクチンの普及で食い止められているけれど、海外の一部ではまだまだ注意が必要だったり。しかも一度かかってしまったら、致死率は100%!それでも愛するペットは大切な家族だから、殺すに殺せない。はたしてルーシーたちはどんな決断を下すのか…。
まさに崖っぷち状態が続くけれど、とりあえず安全な映画館で友だちや恋人と一緒に身を寄せ合って観ればきっと大丈夫!?思いっきり怖がって、気付いたら怖さのリミッターを突破して快感に変わってくるかも…?映画館を出るころには解放感で身も心もスッキリし、日頃の悩みもストレスも吹き飛んでいること間違いなし!まるでサウナでととのったあとのようなデトックス効果を、実際に映画館で体験してみては!?
■トムの次は“ベン”?『トップガン マーヴェリック』大ヒットの立役者が『おさるのベン』の魅力を熱弁!

そんな“Kowaii”にあふれた『おさるのベン』の宣伝を担当しているのは、これまで「ミニオンズ」シリーズや『トップガン マーヴェリック』(22)などを日本で大ヒットに導いてきた立役者である、東和ピクチャーズの松尾亘氏。ずばり本作のどこに魅力を感じたのか聞くと、「周りの人たちと楽しさを共有したり、アトラクションのようなスリルを体感したり、劇場が一体となるようなライブ感を味わったり。そういった令和の時代の“映画の楽しみかた”にぴったりな作品なんです!」と熱烈なアピールが。
ミニオンでもトムでもなく、いまはすっかりベンの虜になっているようで、「狂犬病!チンパンジー!そして密室!誇張されているけど、嘘ではないリアルさがある。愛すべき存在が突然変異して、平和な日常が変わってしまう怖さ。こんなに自分の生活と重なる映画は、このジャンルでは滅多にないと思います」と語りだしたら止まらない。

なかでも特に注目してほしいというのが「とにかくギャップがすごい!」こと。「90分しかない映画で“ポップコーンムービー”だと聞いていたので、前情報も入れずにリラックスした状態で観始めたら、序盤から『そうくるか!』と度肝を抜かれて、そこからは最後までジェットコースターのような展開。ずっとドキドキしていたので、心臓が強くなった気がします(笑)」。
狂犬病の恐ろしさやチンパンジーの賢さなど、前知識を入れておけばより作品の解像度が上がるとアドバイスをくれた松尾氏。「でも難しいこととか考える必要はないです。ただ映画の世界に入り込んで、『次はどうなるんだろう…』と展開を予想したり、途中で怖くてスクリーンを見ていられなくなったら、近くの人の反応を覗いてみたり。“カワイイ”けれど“コワい”、そんな“Kowaii”をとにかく自由に楽しんでください!」
■オトクに『おさるのベン』が観れるキャンペーンが実施中!

現在、この『おさるのベン』の公開に向けて、ムビチケ前売券(オンライン)購入者を対象に「Kowaii(コワイイ)キャンペーン」を実施中!。まずは先着500名に、『おさるのベン』のムビチケを2枚購入する時に使えるオトクな特典コード「コワイイ」コードをプレゼント!友人と一緒に“Kowaii”を味わいたい人や、リピートして何度も楽しみたいという人にぴったりだ。さらに、“コワイイ”なにかが当たる!?豪華プレゼントが当たるキャンペーンも!詳細を「Kowaiiキャンペーン」の特設ページでチェックして、2026年に日本上陸を果たす“Kowaii”に備えよう!
文/久保田 和馬
