「辛～い！けどウマ～い！カップ麺」マニアが薦める“この夏絶対食べたい旨辛カップ麺”ベスト3【1位は見つけたら即買い必須】の画像一覧
インスタントラーメンハンターの大和イチロウです。私はインスタントラーメンを36年間、365日食べ続け、今までに計25000食を味わってきたマニアであり、最近では「中の人」としてもカップ麺や袋麺を監修する日々を過ごしております。
すっかり暑くなってまいりました。やはり冷たいものを飲んだり食べたりする機会もグンと増えてきます。が、ここはアツアツの激辛＆旨辛でしっかりと汗をかきながらラーメンをすすってみませんか？メーカーもこの時期辛い商品をリリースします。その中から皆さんにオススメしたい旨辛カップ麺3選をお届けしたいと思います。
第3位「元祖ニュータンタンメン本舗監修 鬼辛セカンド」（サンヨー食品）
サンヨー食品
「元祖ニュータンタンメン本舗監修 鬼辛セカンド」
￥271（税抜）420kcal
ご当地の人気ラーメン店をカップ麺化するシリーズ「ご当地熱愛麺」ですが、川崎のソウルフード創業60年の老舗「元祖ニュータンタンメン本舗」から店舗限定メニューをリリースしてきました。豚ガラ塩スープに唐辛子の辛さと溶き卵の旨味を合わせたのがココのスタンダードですが、今回は夏むけ山椒が効いた「シビカラ」仕様となっております。
元祖ニュータンタンメン本舗は、すっきりした塩スープに粗挽きの唐辛子＆挽肉＆ニンニク＆かきたまが特徴。今回はさらに山椒を加え、後味が爽やかな辛さを追求したようです。
元祖ニュータンタンメン本舗の最大の特徴はガツンとくる「ニンニク」！そしてポーク＆チキンの旨みを合わせたベースに、唐辛子の辛みと山椒のしびれがダイレクトに飛び込んできます。
サンヨー食品らしいちぢれフライ麺。表面につるみがありながら、噛みごたえある中太麺になっています。スープの辛さをしっかりとリフトアップしてくれるので、とてもバランス良い太さとちぢれになっています。
「元祖ニュータンタンメン本舗監修 鬼辛セカンド」の評価
【計19／25点】
麺・・・・・・・★★★☆☆
具・・・・・・・★★★☆☆
スープ・・・・・★★★★☆
作りやすさ・・・★★★★★
コスパ・・・・・★★★★☆
【総評】
しっかりと唐辛子の辛さ、ニンニクの刺激、山椒のしびれと迫力を感じました。個人的には店舗の再現性を高めるためには中太ノンフライ麺も希望したいところですね。
第2位「日清の辛どん兵衛 特盛きつねうどん」（日清食品）
日清食品
「日清の辛どん兵衛 特盛きつねうどん」
￥285（税抜）601kcal
あのお馴染みのどん兵衛が真っ赤なスープを引っ提げて爆誕。何よりインパクトある、おあげの上に乗っかった山盛りの「真っ赤な粉」……あれ？なんかどっかでみたような……。みなさんお気づきでしょうがあの「辛辛魚らーめん」はラーメンです。メーカーも含め別物なのでそこはお間違いなく（笑）
最近日清さんはカップヌードルやU.F.O.ブランドでも辛い系の商品を積極的にリリースしております。確かにどん兵衛にはレギュラーでしっかり辛い系がないので、ここは実験的とはいえレギュラー化を狙った意欲的な商品と見定めました。別添の袋は2つ。後入れの液体スープと「特製辛鰹粉」です。確かにSNS映えする仕上がりです。
液体スープの利点は「香り」。ポークベースのしっかりとしたコクに醤油の芯のある香りが食欲をそそります。これがおあげからの甘味が重なることで、どん兵衛でしか味わえない独特の「お出汁感」が楽しめます。さらに唐辛子＆鰹粉が出汁に加わることでさらにバラエティ感が広がっていきます。
麺はいつものどん兵衛のうどんです。ただいつもと違うのは、麺に唐辛子と鰹粉が絡んでおり、噛むごとに辛味と旨味がしっかりと感じられるところ。特盛は乾燥重量で96gとしっかりと食べ応えも担保されているので、物足りなさはありません。常に思うのですが、どん兵衛の麺は和風だけでなく色々なテイストに対応できる「マルチ」な麺なので、この麺の進化は目を見張るものがあります。
この座布団のようなおあげが、スープの辛さを緩和さえしてくれる甘い存在感。アメとムチの良好な関係性。
「日清の辛どん兵衛 特盛きつねうどん」の評価
【計20／25点】
麺・・・・・・・★★★★☆
具・・・・・・・★★★★☆
スープ・・・・・★★★★☆
作りやすさ・・・★★★★☆
コスパ・・・・・★★★★☆
【総評】
通常のどん兵衛はエリア分けがあるのですが、これは全国統一でどちらかというと東向けのベースかと思われます。ただその分、唐辛子と鰹のハーモニーが東向けの醤油と相まって予想以上にバランスが良くレギュラー化を望む方も多いのではないのでしょうか。とても美味しかったです。