KTMはMotoGPの新レギュレーション導入に向けて850cc版のマシン開発を進めており、サーキットでの走行もスタートさせた。
MotoGPは2027年に大きなレギュレーション変更を控えている。エンジンは現行の1000ccから850ccにダウンサイジングされ、空力面や搭載デバイスに関する規制が強化される予定だ。
その850ccエンジンの開発状況を既に公開しているのがKTMだ。2025年10月にはダイナモでエンジンを初始動させる様子を公開したが、12月初旬に850cc版のプロトタイプと思われるマシンをサーキットで走行させている様子も明らかにされた。
これはKTMのテストライダーを務めるポル・エスパルガロが投稿した動画で明かされたモノで、彼は次のようにコメントを添えている。
「聞こえるか? エンジンがかかった。俺たちの850ccが声を上げた。2027年に向けて走る準備ができている」
なおこの投稿にはKTM Racingや同陣営のマーベリック・ビニャーレス(テック3)なども反応しコメントを寄せているため、信頼度は高いだろう。
KTMは2024年から一時倒産の危機に陥っていたが、既に株主でもあったインドのバイクメーカーであるバジャジ・オートによる買収が行なわれ、救済を受けた。2027年以降のKTMのMotoGP参戦がどうなるかはまだ明らかになっていないが、この動画の公開は、参戦を継続するためのアピールと考えることもできるだろう。

