
「金曜ロードショー」(日本テレビ系)では、2026年1月2日(金)と1月9日(金)の2週連続でスタジオジブリ作品を放送することが決定。新年最初の放送となる1月2日は宮崎駿監督作品「千と千尋の神隠し」、1月9日は高畑勲監督作品「かぐや姫の物語」を放送する。
■「千と千尋の神隠し」公開から20年以上、いまなお愛され続ける作品
2001年の夏に公開され、公開後は1年以上のロングラン。最終興行収入は316.8億円というヒットを記録した「千と千尋の神隠し」。国内外で高い評価を受け、米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞、ベルリン国際映画祭・金熊賞をはじめ、数多くの賞に輝いた。
2022年には東宝とスタジオジブリがタッグを組み、橋本環奈・上白石萌音のW主演で、初の舞台化。2024年には川栄李奈・福地桃子をさらに主演に迎え、全国5大都市での再演、ロンドン公演を成功させ、約30万人を動員。2025年の上海公演に続き、2026年1月からは韓国での上演が決定している。
音楽は久石譲。声優として柊瑠美、入野自由、夏木マリ、内藤剛志、沢口靖子、神木隆之介、菅原文太らが名を連ねる。
■「千と千尋の神隠し」ストーリーをチェック
トンネルのむこうは、不思議の町でした―
ありえない場所があった。ありえないことが起こった。10歳の少女・千尋が迷い込んだのは人間が入ってはいけない世界。驚きと不思議の町で千尋が知るのは大きな無力感と……小さな希望。ここで働かせてくださいっ。眠っていた千尋の“生きる力”がしだいに呼び醒まされてゆく。
■高畑勲監督が描く「かぐや姫の物語」、日本最古の物語が新たに息づく
日本最古の物語「竹取物語」を、高畑勲監督が新たな視点で大胆に映画化した本作。竹から生まれ美しく成長し、十五夜に突然月に帰ってしまうお姫さま…誰もが知っている「竹取物語」を、色彩豊かな絵巻物や美しい水彩画がそのまま動き出したようなダイナミックで美しい映像として新たに命を吹き込んだ。
海外のでも高く評価され、米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネート。さらに「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」でも特別上映された。
音楽は久石譲。声優として、朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子、高畑淳子、田畑智子、立川志の輔が出演。

■「かぐや姫の物語」ストーリーをチェック
竹やぶで光り輝く竹を発見した翁(おきな)は、そばに生えてきたタケノコの中から美しい姫を見つけ、媼(おうな)と共に彼女を大切に育てることになる。急激な速度で成長し半年ほどで少女になった姫は、近所の子供たちや彼らから慕われる少年・捨丸から“たけのこ”と呼ばれ、元気いっぱいに野山を駆け回って暮らしていた。そんなある日、光る竹から金や美しい衣装を授かった翁は、姫をその衣装にふさわしい娘に育てることが天の思し召しだと考え、都への移住を決意する。
日本人の心に染み入る美しい風景を背景に、「かぐや姫」という一人の女性の誕生から少女時代を経て美しい姫に成長していく様子を描いた物語。


