『THE GATE OF MIYANE 2025』後楽園ホール(2025年9月24日)
○吉岡勇紀&MAOvsドラゴン・キッド&ドラゴン・ダイヤ×
吉岡&MAOが初タッグ結成し、アート引越センターの制服姿でキッド&ダイヤの師弟タッグに快勝。「ズブズブリレーションシップ」を誓い合った。
宮根誠司さんプロデュース興行となったこの日、DDTからMAOが参戦。顔が似ていると言われる吉岡との越境タッグが実現した。対するはキッド&ダイヤの師弟タッグ。吉岡とダイヤはD'Courage対決となった。
吉岡&MAOは冠スポンサーであるアート引越センターの制服姿で荷物の段ボールを手に登場。リング上で肩を組み合って何度もその場で回転すると、場内から「わからない!」コールが発生した。
試合になると吉岡に「MAO!」、MAOに「吉岡!」と声援が飛ぶ異様な状況に。MAOはショルダータックルでキッドをなぎ倒して「四角!」コールを起こし、吉岡はダイヤと激しいチョップ合戦を展開。吉岡がカニ挟みで転がすと、MAOが場外からドロップキックを放つ連係も決まった。さらにキャノンボールを放ったMAOはボディスラムでダイヤとキッドを段ボールの上に投げつけ、吉岡がタックルでなぎ倒したダイヤをスーパーマンで丸め込んだ。
キッド&ダイヤもクリストの共演で反撃。ダイヤがMAOをコーナー上で肩車すると、キッドがトップロープからの雪崩式フランケンで叩き落とす。吉岡にはダブル619をお見舞い。ダイヤの飛びつきDDTも決まった。が、MAOがレーザーズエッジでキッドを投げつけてカットした。
さらにMAOがダイヤに右ストレートをさく裂。MAOが吉岡を飛び越えてのダイアモンドカッター、吉岡がバトルフックを立て続けに決める。キッドがカットに飛び込んでも、MAOが旋風脚で返り討ち。ケブラーダで分断すると同時に吉岡がハイフライフローを発射してダイヤから3カウントを奪った。
試合後、吉岡が「勝ちましたあ!」と絶叫。「どうですか? 吉岡&MAO組、楽しかったですか? 俺も楽しかったし、こうやって同じコーナーで戦ったけど、いずれ反対のコーナーでやれたら、自分も楽しみなんで。皆さんも楽しみにしといてください!」と続きとして対戦も視野に入れた。
一方、MAOは「雰囲気的なところもある気がするし、しゃべり方が似てるなってのはもちろんあるけど、DDTにはいろんなゆうきがいて、ライバルのゆうき、いろいろいるんだけど、ドラゲーのゆうきは吉岡勇紀で、MAOちゃんの近しいところのゆうきフレンズ仲間入りです」と宣言。「これっきりにしちゃうのももったいない」と吉岡に呼応したMAOは「さっきはウチの男色ディーノがお騒がせしました。こんなことも今の時代なら一杯やってもいいでしょう」と謝罪しつつ、「DRAGONGATE、DDT、ズブズブリレーションシップでいきましょう」と両団体間の関係継続を宣言。「ズブズブ!」コールを起こすと、「僕がDDTの外交官として、このズブズブリレーションシップやっていけるように動ける範囲で動いてみますんで、今後も楽しみにしといてください」と誓ってみせた。
