スターバックのホリデー商品『ストロベリー & ジョイフルメドレー ティー フラペチーノ』に『ストロベリー ムース & ジョイフルメドレー ティー ラテ』、美味しくて気に入っていたけれどすっかり『スモア チョコレート フラペチーノ』に切り替わったなあと思っていたその時。
なんと、2025年12月12日より『ジョイフルメドレー苺ミルクティー』が販売されるという情報が舞い込んできた。大々的に宣伝している風でなく、しれっと登場したこちらのドリンク。絶対に美味しい組み合わせでしかない。
・サラっと発売開始
『ジョイフルメドレー苺ミルクティー（店内飲食税込620円）』は、これまで幾度となく登場しているジョイフルメドレーティーをアレンジしたものだ。ジョイフルメドレーティーはブラックティーにウーロン茶、ジャスミンティーをブレンドし、アプリコットにミラベル（西洋スモモ）の風味を加えたお茶。
華やかな香にほっと落ち着く味だ。『ジョイフルメドレー苺ミルクティー』のベースはこちらのお茶で、そこにミルクとたっぷりのイチゴを加えているようなのだが……これはもう、聞くからに美味しいことが確定している。
全国いまださほど数のない「スターバックス ティー & カフェ」にて、期間限定で『レッド ラズベリー & ジョイフルメドレー ムース ティー ラテ』などが販売されていたことを、店舗が近くにない記者は羨ましく思っていた。
ジョイフルメドレーはアレンジの幅がありそうなので是非通常店舗でも何か出してほしい、と思っていたのだ。しかし『スモア チョコレート フラペチーノ』の発売により、これ以上何かジョイフルメドレーティー関連の新しいドリンクは出ないのだろうと諦めていたところに今回の新作登場である。
しかも冒頭に書いたように、それほど大きく打ち出すことなく、サラっとした発売開始。いやいや、これはもっと宣伝してしかるべしでしょうと、個人的には思う。
・ぜひ冬の定番に
そんな思いを抱えながら、いざ店舗へ。ミルク変更もできるとのことだったので、ソイミルク（＋0円）にしてもらった。有料カスタムもアリであれば、アーモンドミルク変更（＋55円）や、甘みをプラスしたい場合はホワイトモカシロップの追加（同）、ホイップクリームの追加（同）も良いという。
『ジョイフルメドレー苺ミルクティー』のまず嬉しいポイントは、奇麗な層になっているところだ。特にカップ底の、赤いイチゴは誰しもテンションが上がることだろう。
もったいないような気がしながらも、これらをストローでぐるっとかき混ぜていただく。なるほどやはり……とても美味しい！ 先の『ストロベリー & ジョイフルメドレー ティー フラペチーノ』『ストロベリー ムース & ジョイフルメドレー ティー ラテ』で実証済みではあったが、ジョイフルメドレーティーとイチゴの相性がとても良いのだ。
ひと口目は、イチゴに負けない香り高いジョイフルメドレーティーに驚く。そして爽やかでありながら、お茶であるが故の若干の渋みをミルクがマイルドにしてくれて、この計算しつくされたような分量が素晴らしい。そこにこれでもかというほどに入ったイチゴの甘酸っぱさとボリューム感が最高。
ティーの部分には甘みがないので、イチゴと合わせることでちょうど良い塩梅になるのだ。甘すぎずサッパリし過ぎず、なにより香りが良い。これはもう、大人気間違いなしの味である。
ジョイフルメドレーティーと言えば冬に出るスタバドリンクの印象だが、ぜひ今後はこちらも冬の定番商品にしてほしいところだ。またもやスタバはとんでもないものを生み出したなと、毎度のことながらびっくりさせる。
そしていつものことながら、非常に残念ではあるものの期間限定商品。寒い冬でも、あっという間に飲み干せてしまう『ジョイフルメドレー苺ミルクティー』。飲める時に飲んでおくことをオススメしたい。