MLBで各球団の戦力補強が進むなか、にわかに盛り上がりを見せているのがタリク・スクーバル(デトロイト・タイガース)のトレードの噂だ。米スポーツメディア『The Athletic』のジム・ボウデン記者は現地12月11日、ナ・リーグの2年連続サイ・ヤング賞左腕のトレードに千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)が巻き込まれる可能性を指摘した。
同記者は、タイガースは現役最強左腕について「トレードしない可能性が高いが、オファーは受け付けている」との状況を説明。もしメッツが獲得に乗り出す場合、「コウダイ・センガかデビッド・ピーターソンをトレードする予定だ」と主張した。
ピーターソンは2025年シーズンに自身初のオールスターゲームに出場した30歳の左腕。最終的に30試合に登板し9勝6敗、防御率4.22、150奪三振。クオリティスタートは15回をマークした。
千賀はメジャー1年目の23年にオールスターに選ばれ、新人王投票でも2位に入るなど12勝7敗、防御率2.98、166.1回を投げWHIP1.22を記録する活躍だった。翌年は右肩や左ふくらはぎの負傷でわずか1試合の登板にとどまった。
25年シーズンは序盤から絶好調で7月11日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦までの14試合で防御率1.39、7勝3敗とリーグトップクラスの成績を記録。しかしその後の8登板で防御率6.56、0勝3敗と成績を大きく落とし、9月初旬にはマイナー降格を受け入れた。
千賀の契約は2027年までの2年3000万ドル(約47億円、28年は1500万ドルのチームオプション)だ。10球団へのトレード拒否権(タイガースが入っているかは不明)を有しており、『The Athletic』のメッツ番記者ウィル・サモン氏によると、千賀自身は残留を希望しているという。
安定した活躍ができていない日本人右腕に対して球団はどのような決断を下すのか。
構成●THE DIGEST編集部
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