②まるか食品「ペヤング超大盛やきそば」

まるか食品「ペヤング超大盛やきそば」 ¥230(税込)1081kcal
群馬県に構えるまるか食品。ペヤングやきそばは1975年発売。ご存知、四角い顔のペヤングですね。超大盛は2004年に誕生。2020年に通常の7.3倍というペタマックスという化け物も出していますが、売れ筋はやはりこちらとなります。こちらは通常サイズ麺90gで193円(税別)ですので超大盛180gは通常の麺2倍です。しかもU.F.O.爆盛バーレルよりも48円安いのでコスパはメチャメチャいいです、正直いって。

超大盛のお湯の量は820ml。こちらもまあまあの量です。お湯を捨てるときは平らなのでバランスに気をつけてお願いします。カップの部分に印があるのでそちらを目安にお持ちください。

こちらは平置き並列タイプです。あの俵状の味付け肉とキャベツのかやく、ソース、ふりかけとスパイスと盛りだくさんです。ちなみに私はスパイスは後半に入れる派です。

ごまやあおさ、そして紅生姜が入るとリアルな焼きそば感がグッと高まります。U.F.O.とは違うウスターソーステイストは良い意味でのチープ感&駄菓子感がたまりません。

昭和から変わらない良い意味でチープな麺がどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。大学時代雀荘でよく食べたのがペヤング。すぐソースを吸うので早食い&頬張る系の人にはオススメです。
まるか食品「ペヤング超大盛やきそば」
【レビュー】
ソース・・・・・★★★☆☆
麺・・・・・・・★★☆☆☆
具・・・・・・・★★★☆☆
作りやすさ・・・★★★☆☆
コスパ・・・・・★★★★★
【総評】
やっぱ、優しさとコスパはサイコーです。ペヤングの名前の由来(ペア+ヤング)通り、仲良いお二人で分け合うとコスパもタイパもカロリーもベリーグッドです。
③東洋水産「マルちゃんでっかいやきそば弁当」

東洋水産「マルちゃんでっかいやきそば弁当」 ¥254(税込)1155kcal
東洋水産は漁業関係エリアに強みがあります。やきそば弁当は1975年に北海道限定で誕生。現在に至るまで北海道エリアで圧倒的シェアを誇るやきそば弁当。通常サイズが214円(税抜)なので40円プラスとなかなか戦略的な値段設定です。北海道ではタカアンドトシさんのCMでおなじみです。

お湯の量は820ml。こちらもU.F.O.と同じ2階建て。麺量は200gでこの3選中いちばんの重量級です。北海道には昔からダブルラーメンという2玉入った袋麺もあり、2人前文化が浸透しているのかもしれません。

他の焼きそばカップ麺との大きな違いは付属している中華スープ。あとはかやく、ソース、ふりかけと昔ながらのオーソドックスな構成です。

中華スープを作る時はお湯切りの捨てるお湯を再利用します。油揚げめんから滲み出た旨み成分がスープと相まっておいしいです。

具材はキャベツと鶏のダイス肉です。鶏を使うところがちょっと変わっていますね。ふりかけはあおさと紅生姜です。
麺はコシも柔らかさも値段も含め全てが中間的な雰囲気。大きな特徴がなく甘めでクセの少ないソースはミドル&シニアには受けそうな気がします。
北海道の方々は途中で中華スープを入れて楽しむ方法があるというご当地ならではの食べ方もあります。
東洋水産「マルちゃんでっかいやきそば弁当」
【レビュー】
ソース・・・・・★★★☆☆
麺・・・・・・・★★★☆☆
具・・・・・・・★★★☆☆
作りやすさ・・・★★★☆☆
コスパ・・・・・★★★★☆
【総評】
優しい味わいが人気のやきそば弁当。もはや北海道民専用にするのはズルい気がします。喉に詰まりそうな時、この中華スープがあれば安心です。
食べたくなった焼きそばカップ麺はあったでしょうか。今回は代表的なモノを紹介しました。最近では北海道限定のやきそば弁当も本州でチラホラ見受けられることも。今回ご紹介できなかった焼きそばカップ麺も含め新たなる戦国時代を迎えており、次世代型の新たなる武将が現れるかも!ますます目が離せません!
食文化研究家・大和イチロウ
インスタントラーメン専門店・やかん亭代表。即席麺「一日一麺」を掲げ、35年で20,000食を実食。
インスタントラーメン専門店やかん亭
ラーメンマニア・大和イチロウがその足と舌で日本全国から集めた絶品のご当地袋麺を取り扱う専門店。300種類を超えるおいしいラーメンが大集合!
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