道枝駿佑(なにわ男子)が主演、生見愛瑠がヒロインを務める映画「君が最後に遺した歌」が2026年3月20日(金)に公開される。キャストの萩原聖人、新羅慎二(湘南乃風）、宮崎美子ら新キャストが決定、ビジュアルも公開された。
■ 10年間の恋を描いたラブストーリー
本作は、一条岬氏の同名小説が原作。主演には、本作が初単独主演となる道枝駿佑、ヒロインは生見愛瑠が演じる。
主人公・水嶋春人(道枝)は詩作を密かな趣味とし、代わり映えのしない日常を送っていた。文字の読み書きをすることが難しい「発達性ディスレクシア」を抱えながらも歌唱と作曲の才能を持つヒロイン・遠坂綾音(生見)と出逢ったことで、彼の平凡な人生は大きく変わりはじめる。“歌をつくる”時間をともにしながら恋心を抱くも、運命に翻弄され、それでも互いを愛おしむ二人の、たった10年間の恋を描いた物語。
■ 萩原聖人、新羅慎二(湘南乃風）、宮崎美子ら新キャスト公開
主演・道枝駿佑、ヒロイン・生見愛瑠に続き、「君が最後に残した歌」を彩る新キャスト９名が決定。萩原聖人、宮崎美子、五頭岳夫、野間口徹をはじめ、若手俳優の井上想良、田辺桃子、さらに湘南乃風のメンバー・新羅慎二、竹原ピストル、岡田浩暉と、多彩なキャスト陣が集結した。
■ 萩原聖人、新羅慎二、宮崎美子…新キャスト＆役柄公開
萩原聖人―綾音(生見)の叔父・奥田正文役
日本アカデミー賞では新人俳優賞、ブルーリボン賞、そして2回の優秀助演男優賞の受賞歴があり、その演技力が高く評価されている萩原聖人。本作では、綾音を幼い頃から支える“マサ”こと奥田正文役。地元で愛されるトラットリアのオーナーで、バンド「マサーズ」ではボーカルとして店を盛り上げる。
新羅慎二(湘南乃風)―マサ(萩原)のバンド仲間・ケン役
音楽グループ「湘南乃風」のメンバー・若旦那としてデビュー。「下剋上受験」や「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか！？〜」など、俳優やラジオパーソナリティとしても活躍している新羅慎二。本作では「マサーズ」のギタリスト・ケンを演じ、綾音の成長を見守ってきた存在を温かく体現する。
宮崎美子―春人(道枝)の祖母・水嶋啄子役
数々の映画やドラマに出演し、日本アカデミー賞優秀主演女優賞やブルーリボン賞助演女優賞受賞を受賞。「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」以来、三木孝浩監督作品２度目の出演となる宮崎美子。春人を優しく包み込む祖母・啄子として出演し、物語に温もりを添える。
五頭岳夫―春人の祖父・水嶋礼史役
「砂の器」や「八甲田山」、さらに第71回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した是枝裕和監督「万引き家族」などに出演し、近年ではNetflixドラマ「地面師たち」でも存在感を示してきた五頭岳夫。本作では筆の伝統工芸士・礼史役を務め、厳格ながら春人を導く存在となる。
竹原ピストル―高校教師・藤田友一役
シンガーソングライターとして活躍しつつ、映画「永い言い訳」「悪い夏」など俳優としても高く評価される竹原ピストル。本作では、春人と綾音の担任“藤モン”として、春人の才能にいち早く気づき背中を押す重要な役どころを担う。
井上想良―春人と綾音の高校の同級生・神崎俊也役
「線は、僕を描く」「先生の白い嘘」「お嬢と番犬くん」などに立て続けに出演し、活躍の幅を広げる井上想良。本作では、綾音の事情を知らずに告白するも届かず、心揺れる高校生・神崎俊也を演じる。
田辺桃子―神崎俊也の彼女・柊木実里役
モデル・女優として活躍する田辺桃子。2025年10月期には、トリプル主演ドラマの「推しの殺人」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系／TVerにて配信)が放送されている。物語後半で登場する“未来の俊也の彼女”としてストーリーを支える。
野間口徹―警官役
「ソラニン」から「知らないカノジョ」まで、数多くの三木孝浩監督作品に出演する野間口徹。本作では、マサをよく知る警官役を演じる。
岡田浩暉―プロデューサー役
ボーカリストとしてだけでなく、「もしも願いが叶うなら」「愛していると言ってくれ」「ナースのお仕事」「SPEC」「下町ロケット」「七つの会議」「DCU」など幅広い作品で活躍する岡田浩暉。本作では、音楽レーベルのプロデューサーとして、綾音の才能にいち早く目を付ける重要な役どころを担う。
■ Xトレンド1位を獲得 SNSには「もうすでに泣きそう」と期待の声
映画化発表の際には、「#君が最後に遺した歌」がXのトレンド1位を獲得。「もうすでに泣けそう」「ボイトレとギターレッスンを頑張っていたと聞き、映画館で春人くんと綾音ちゃんの素敵な音を受け取るのが楽しみ」「セカコイチームが作る繊細で静かな中にある強さとか優しさが丁寧に描かれている世界観が大好き」「めるるの声、めちゃくちゃ美しい～！」など、SNSには期待を寄せる声が集まった。
