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“令和版”「キャッツ・アイ」に海原神&ミケール・ハインツが登場 物語の核心に迫る展開スタート

“令和版”「キャッツ・アイ」に海原神&ミケール・ハインツが登場 物語の核心に迫る展開スタート

「キャッツ・アイ」後編キービジュアル
「キャッツ・アイ」後編キービジュアル / (C)北条司/コアミックス

北条司の伝説的コミックを原作とした完全新作アニメ「キャッツ・アイ」(・=ハートマーク)の後編となる第7話以降が12月26日(金)よりスタート。後編の開始にあたり、新キービジュアル・新予告と新キャラクター・声優が発表された。

「キャッツ・アイ」は1981年から1984年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された北条司の連載デビュー作で、1983年にテレビアニメ化されて大ヒットを記録。今作では原作へのリスペクトを感じさせながらも“令和”の時代にアップデートされている部分も多く、原作ファンや1980年代に放送されていた旧アニメのファンだけでなく、若い層からも注目を集めている。第6話までがディズニープラスのスターで独占配信中。前編の終了後には視聴者から「“父親の足跡”や三姉妹の誓いといった深い謎が描かれ、後編が楽しみ」「物語の軸となるミステリー性がじわじわと効いていて、続きが待ちきれない!」といった声もあがっていた。

■海原神&ミケール・ハインツが登場!

後編の鍵を握る東洋財団の総帥、海原神役に堀内賢雄、三姉妹の父親であり画家で、15年前の原田美術館の火災事故をきっかけに行方不明となったミケール・ハインツ役に置鮎龍太郎が決定した。

堀内は「僕にとって『キャッツ・アイ』という作品は青春時代の大ヒットアニメです。そんな作品に出演できるなんて大変光栄です。今回、海原という役を演じたのですが、一癖も二癖もあるキャラクターで、とても楽しくお芝居させていただきました。ファンの皆様も存分にお楽しみ下さい!」とコメント。

また、置鮎は「3姉妹の父、ハインツ役を担当させていただきます。連載時から愛読しており、関西ではアニメ版の再放送も多かったので、とても馴染みある大好きな作品です。アピールした甲斐あったなぁ(笑)キャッツアイが美術品を盗む理由ともなる人物、彼の過去にも是非注目してくださいね。」と、慣れ親しんできた作品への出演に喜びのコメントを寄せている。

■「全部取り戻そう、世界中に散らばっているパパの絵」

公開された最新予告は、瞳が「全部取り戻そう、世界中に散らばっているパパの絵」と静かに、力強く語りかける印象的なシーンから始まる。行方不明となった父を探し続ける三姉妹の切実な目的と、怪盗として生きる覚悟、そして自分たちの運命を自ら切り拓こうとする強い意志が鮮明に描かれていく。

その一方で、怪盗キャッツアイとしての三姉妹と、彼女たちを追う俊夫とのスリリングな攻防もより加速。「泥棒と刑事…やっぱり難しいのかな…」と揺れる瞳の思いがにじむセリフは、揺れ動く瞳の複雑な胸中を象徴しており、これまでの名場面がふんだんに散りばめられた映像は、「キャッツ︎・アイ」ならではの魅力と緊張感に満ちている。

映像は後半で一変。今回の予告で初登場となる海原が「種は蒔いた。キャッツアイ」と不敵に笑うシーンは、後編で三姉妹に降りかかる最大の試練の始まりを予感させる。続くシーンでは、激しいカーチェイス、謎多き組織“クラナッフ・シンジケート”の存在について語られる場面が続く。

さらに、俊夫は「瞳がキャッツアイ…?そんなはずは…」と苦悩し、三姉妹の秘密に迫る中で揺れ動く自身の感情と向き合うことに。爆発に巻き込まれ負傷する俊夫に、瞳が必死に駆け寄る胸を締めつけられるようなシーンに続き、「罠かもしれません、キャッツアイに対する―」という警告と、三女・愛の焦りを浮かべた表情からは、後編がさらに危険で熾烈な展開へ突入することを予感させる。

泪の「早速来たわよ」、愛の「作戦開始」、瞳の「そう、ここからが本番かもね」という三姉妹それぞれの力強い言葉は、チームとしての揺るぎない絆と覚悟を表しており、後編に向けて物語が勢いよく加速していく高揚感が伝わってくる。

同時に公開された新ビジュアルでは、後編の鍵を握る“離南島”と広がる南国の空を背景に、疾走感あふれる三姉妹の姿が描かれる。彼女たちの後方には、圧倒的な存在感と不穏さを放ちながら海原が大きく描かれ、その下には俊夫、神谷、浅谷の姿が。複数の視点が交錯しながら、それぞれの思惑が絡み合い、物語が後編へと一気に動き出していく“緊張の瞬間”を切り取ったビジュアルとなっている。


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