
日向坂46の松田好花がパーソナリティを務めるニッポン放送「日向坂46・松田好花のオールナイトニッポンX(クロス)」(毎週木曜深夜0:00-0:58)初の番組イベント「日向坂46・松田好花のオールナイトニッポンX 松田のトークが聴きてぇか! in パシフィコ横浜」が、12月8日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開催。ラジオ好きの松田らしい、温度の高い語りと企画が続き、集まったリスナーを存分に楽しませた。

■巨大ロゴの裏から登場 松田好花「やっほっす~!」でイベント開幕
チャットモンチー「きらきらひかれ」が流れ、松田のラジオ収録風景と、イベントグッズ制作の様子をまとめた映像が映し出されると会場の空気が一気に高まる。タイトルコールとともに巨大なタイトルロゴの裏から松田が姿を見せると、客席から大きな拍手が起きた。
最初の挨拶は番組おなじみの「やっほっす~!」。松田は「ひなこい presents 日向坂46松田好花の日向坂高校放送部」から4年にわたりニッポン放送でパーソナリティを務めてきたが、ANNXでのイベント開催は今回が初めて。客席を見渡すと「コア層というか、知ってる顔がたくさんある(笑)」と笑いながら語り、「今日はよろしくお願いします!」と感謝を込めて呼びかけた。

■リスナーの“顔が見える”イベントに驚き 卒業発表めぐる本音も
ステージにはラジオブースを模したセットが設置され、松田は着席してトークを展開。イベント直前までメールを募集しており、「送り主が現場にいて顔が見えるのはイベントならでは」と新鮮な体験に驚きを見せた。
会場へ来られなかったリスナーからのメッセージも紹介。松田は「日向坂46としての活動では大きな舞台に立つけれど、今日は1人なので不安だった」と告白しつつ、卒業発表前にソールドアウトした事実に触れ、「発表しなくても来てくださったのは本当にありがたいです!」と喜びを語った。
フリートークでは、整体院で咄嗟に「事務職」とウソをついたエピソードの“その後”を披露。放送後に訪れた美容院で声をかけられた出来事や、数年会えなかった美容師と卒業発表前日に偶然再会したことを「運命を感じた」と振り返った。
さらに番組にたびたび登場する“松田の友達”との横浜での出来事や、占いで「口に気をつけろ」と忠告されたというエピソードも飛び出し、会場を笑いに包んだ。

■人気企画「結果、おいしくなりました!」で“ゆぅゆチャンス”発動
後半は番組人気コーナー「結果、おいしくなりました!」から再開。デスクに置かれた謎の「ゆぅゆチャンス」ボタンを押すと、“ゆぅゆ”こと林プロデューサーがステージに登場する。男気じゃんけんでリスナーへのプレゼントを決める特別ルールが採用され、勝利した林プロデューサーの負担で「明治のお菓子詰め合わせ」が会場のリスナーへ贈られた。
続いて、日向坂46「君しか勝たん」TYPE-B収録の個人曲「好花deNight」をイベントで初めて歌唱。赤ジャージ姿で登場した松田は、ベッドに飛び乗ったり、横になったりとMVさながらの動きでパフォーマンスし、会場の熱量を一段と引き上げた。
そのまま「真夜中の松田さん」コーナーへ。リスナーから「パシフィコ横浜、ちょー気持ち良い~!」など、イベントにちなんだ“寝言”が多数寄せられ、松田は笑顔で次々と読み上げた。

■エンディングで感謝と決意 卒業セレモニー開催もサプライズ発表
エンディングでは「楽しんでもらえましたか?」と客席に問いかけ、拍手の反応に「感謝でいっぱいです」としみじみ。続けて、「これからは今日の景色を想像しながらラジオができそう」と手応えを語り、「またお会いできますように!」と再びの開催を誓った。
イベント後のアフタートークには構成作家・佐藤満春が登場。物販に並んだ「姉夫婦の愛犬シャツ」が売れ残ったことを嘆いたり、幕間映像の裏話を語ったりと、リラックスした空気で締めくくられた。
さらにサプライズとして、松田の卒業セレモニーが2026年1月29日(木)にトヨタアリーナ東京で開催されることを発表。ANNXの放送曜日であることから、リスナーからは「会場でやって!」といった声も飛び交った。
最後は「ありがとうございました! またねー! やっほっす~!」と声を響かせ、盛大な拍手の中でイベントは幕を下ろした。
なお、このイベントの模様は12月13日(土)午後4:00よりローチケ LIVE STREAMINGでリピート配信を予定している。


