
メンバー自身による貴重な証言やアーカイヴ映像とともに、伝説的ロックバンド誕生の軌跡を描いた「レッド・ツェッペリン:ビカミング」。メンバーが初めて公認したドキュメンタリー映画である同作が、興行収入2億円を突破した。
■異例のロングラン上映中
9月26日に全国のIMAXシアターで公開が始まると、3日間の観客動員数・興行収入ともに洋画第1位を記録(興行通信社調べ)。さらに2025年7月~10月公開作品の観客満足度ランキング(GEMレポート)では洋画作品第1位(総合第5位)を獲得した。
その後も劇場パンフレットも売り切れが相次ぐなど、バンドファンを中心に多くの観客を動員しながらロングラン上映が続いている同作。12月19日(金)~25日(木)には、立川シネマシティで開催中の「ROCK FILM FESTIVAL 2025」にて、本作がイベントのラストを飾る作品として一週間限定で上映される。
また12月19日(金)の上映回では、ゲストトークとして演出家・映画監督の堤幸彦氏と、プロデューサー/ディレクターの立川直樹氏が登壇予定だ。「レッド・ツェッペリン:ビカミング」は、現在もミニシアター系劇場を中心にロングラン上映中。
■【イントロダクション】
60年代末、イギリスで産声を上げたロックバンド「レッド・ツェッペリン」。ジミー・ペイジ(ギター)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース/キーボード)、ジョン・ボーナム(ドラムス)、ロバート・プラント(ヴォーカル)。およそ12年間の活動の中で、彼らが起こした現象はまさに事件であり、予言であり、そして未来であった。
デビューアルバムでいきなり世界を熱狂の渦に巻き込んだバンドの出発点にはいったい何があったのか。未公開のジョン・ボーナムの生前音声のほか、メンバーの家族写真や映像、初期のライブシーンなど貴重なアーカイヴ映像とともに、その知られざる歴史を語る証言者はオリジナルメンバーのみ。さらに、1曲まるごと演奏シーンを映し出すことで、まるでその場に居合わせたかのようにメンバーの声を聞き、当時のライブをリアルタイムで目撃した感覚になるだろう。
4人のメンバーとともに当時を再体感する、まさにユニークにして最高の没入型「映画オデッセイ」である。

