
【ワークマンの凄すぎるパンツ】勝手に温度調節!? 寒暖差対策できる「2900円のハイテクパンツ」をスタイリストが徹底解説の画像一覧
数多の服を見てきたファッションのプロが、「これは価格以上の価値がある」と唸ったアイテムがあります。 今回ピックアップするのは、ワークマンの「カイテキ温度ワークパンツ」。一見シンプルなパンツですが、実は衣服内の温度を快適にキープするハイテク機能が満載。なぜこのパンツが「冬の正解」なのか? スタイリストによる徹底解説で、その知られざる魅力と実力に迫ります。
快適性を追求した1本

ワークマン
CP002 カイテキ温度ワークパンツ
¥2,900
こちらが今回の主役となるパンツ。暑くもなく、寒くもなく、ちょうど良いを提供してくれると話題になっています。
その大きな要因となっているのが生地。ワークマンが素材開発した不快なコンディションの原因である温度をコントロールするテクノロジーの生地が採用されています。
紫外線・近赤外線エネルギーを軽減し衣服内を守る“特殊酸化チタン配合ポリエステル糸”を表側に、暑い時は気化熱で生地の温度を下げ、寒い時は断熱効果を発揮する“多層疎水性ポリプロピレン糸”を裏側に採用。さらに骨格三次元構造という特殊構造により外部環境の熱変化に対応する仕組みになっています。
一般的なポリエステル100%のパンツと比べ性能は高く、暑い時は涼しく、寒い時は暖かく感じることができるというワケです。
快適性はウエスト周りからも感じることができます。ベルトループに加えドローコードも付いており、シーンに応じて穿き方を変えることができます。カッチリしたい時はベルトをはめ、少しゆるっと着たい時はドローコードでイージーパンツ風にする。バックウエストもゴムで穿きやすく、ストレスフリーだと思います。
まだまだ隠れた快適性があります
衣服内の温度を快適にしてくれるという効果だけで終わらないのが本作の魅力。縦横に伸びる2WAYストレッチにより動きやすさも確保しています。肌離れもよくサラサラした穿き心地を実現しており、穿いていて気持ちが良いんですよね。

スッキリとした見た目ながら収納力が高いのもポイント。フロントにはスマホポケットやメッシュ仕様のジップポケットなど、左右に複数のポケットを配し、ヒップポケットも2重構造なので、思った以上にモノが入ります。ヒップポケットはファスナーから中身を外に出すことで、サコッシュになるという、なんともユニークな仕様です。
外から電車などへ移動する際の寒い〜暑いの繰り返しは身体にも良くないので避けたいところ。そんな時スマートに体温調節ができれば良いですよね!日常だけでなくゴルフやキャンプでも使えるという声も聞こえてきますので、この季節の体温調整にお悩みの方はぜひチェックを。
問い合わせ:ワークマン 公式WEBサイト
構成・文/小林知典 撮影/坂下丈洋(BYTHEWAY)
