女性が男性からお誘いされるのは、職場や共通の友人などがいて何度か顔を合わせたあとが多いのではないでしょうか。
ところが、一度しか会話したことがないのに食事に誘われる女性も実は少なくないのです。女性としては「え! どうして私に声を掛けたの?」と不思議に思うと同時に、いろいろなことが頭の中を駆け巡ります。
こんな場合はどうしたらいいのか? の解決策と、このときの男性心理について、心理カウンセラーのわたくし千桜ミモザがわかりやすく解説していきます。
食事に誘われたらどう対応したらいい?

もし、興味のなかった男性から突然食事に誘われた時、あなたならどう対応しますか?
興味がないからといって、早々に冷たくあしらうのはタブーですよ。
どんな対応をすれば角が立たないか、あるいは、お互いにとってプラスに働くのはどんな対応なのかを、大きく3つのパターンに分けてお話します。
一度しか話したことがない場合
面識が全くないわけではないけれど、話した回数はたったの1回! という男性から食事に誘われた場合。
この場合は、誘われた状況に応じて適切な対応を心掛けるといいでしょう。男性の誠意を無にせずに、自分の気持ちを尊重することが大切ですよ。
急な誘いで、OKする勇気がまだない場合には、「とても嬉しいお誘いですが、まだあまりお互いを知らないので、ゆっくりとお話できる機会を増やしてからお返事したいと思います」というように、丁寧に断りつつ関係を大切にする姿勢を示すといいでしょう。
男性も、自分の誘いを即座に無碍(むげ)にされないことで、気分を害することがないはずです。
一度も話したことがない場合
面識はあるけど話したことがない、あるいは初対面でのお誘いの場合、女性としては突然の出来事でびっくりしてしまいますよね。特に女性は危機管理能力が高い傾向があるので、急なお誘いは余計に警戒してしまうのも無理はありません。
このパターンの場合、まずは男性のことを少しでも知る機会を持つことが大切です。軽い会話を通じて共通の興味や関心を見つけ出し、お互いの距離を縮める努力をしましょう。
そのためには、「お誘いありがとうございます。でも、まずはお話してお互いをもっと知る機会を持ちたいな」というように、積極的な態度で関係を築いていくことが大切です。
ちょっぴり興味がある場合
どちらの場合でもないけれど、食事に誘われたことで相手の男性に興味を持てたのであれば、「喜んで!」と食事の誘いをOKするのもアリですよ。
その人の“人となり”は第一印象だけでわかるわけではありませんので、食事をするというきっかけを受け入れることで、交友関係も広がるだけでなく、恋愛対象としての新しい可能性が増えます。
「お誘いありがとうございます。お食事いいですね」と返事をするだけでもOKでしょう。その後のスケジュール調整は男性のほうからリードしてくれるはずですよ。
誘ってきた男性の心理は?

では、ほぼ初対面状態にもかかわらず、食事に誘ってくる男性というのはどういう心理からなのでしょうか。
男性が、付き合っていない女性をデートに誘う背景にはさまざまな心理が考えられます。
例えば、あなたに興味を持っていて今よりも深い関係を築きたいと考えている場合や、単に友達として楽しい時間を共有したいと思っている場合もあります。
一方で、社交的な男性であれば、深い意味はなく自然な行動としてデートに誘うこともあるかもしれません。どちらにせよ、あなたに対していい感情を抱いていることは間違いないと思っていいでしょう。
