「今年のクリスマスケーキ、どうしよう?」と悩んでいる人におすすめの、大人も喜ぶチョコレートケーキのレシピがこちら。
NHK「きょうの料理」で紹介された、栗原はるみさんの「チョコレートバターケーキ」です。ネットでも「すごく美味しい」「ラム酒が効いてる」など大絶賛されている一品。
今回は、実際に作ってみましたので、味の印象から作りやすさまで本音でレビューします!

(写真:GourmetBiz)
準備時間:5分 調理時間:90分
■材料(19cm×9.5cm×高さ9cmのパウンド型1台分)

- バター:200g (食塩不使用)
- グラニュー糖:160g
- 卵:3個
- ラム酒:25ml(お酒が苦手な場合は同量の牛乳でもよい)
- チョコレート:80g (ビター)
- 薄力粉:180g
- ココアパウダー:20g
- ベーキングパウダー:小さじ1/2
- 生クリーム:200ml
- グラニュー糖:大さじ2
オーブン、パウンド型、ボウル、泡立て器、ハンドミキサー、ゴムベラ
下準備・型に合わせてオーブン用の紙を敷く。
・バターは薄切りにしてボウルに入れ、室温で柔らかくする。
・チョコレートは刻んで湯煎で溶かす。
・卵は卵黄と卵白に分ける。
・オーブンは180℃に温めておく。
■作り方
①バターは泡立て器でよく練り、グラニュー糖の半量を加えて白っぽくなるまでよく混ぜます。

②卵黄を加えてさらによく混ぜ、ラム酒、チョコレートを加えて混ぜ合わせます。



③(メレンゲ)別のボウルに卵白を入れてハンドミキサーで軽く泡立て、残りのグラニュー糖を加えてツノが立つまで固く泡立てます。

④2にメレンゲの1/3量を加え、ゴムベラで全体になじませます。ここではメレンゲの泡が消えるのを気にせずに混ぜて大丈夫です。


⑤【A】を合わせてふるい入れ、サックリと混ぜます。


⑥残りのメレンゲを加え、ゴムベラで泡が消えないように手早くサックリと混ぜます。型に入れて平らにならし、約10cmの高さから型ごと2〜3回落として生地の中の空気を抜きます。


⑦天板にのせて180℃に予熱したオーブンで約20分焼いたら一度取り出し、ナイフで中央に切り込みを入れます。途中で切り込みを入れることで、きれいな形に焼き上がります。

⑧160℃に温度を下げてさらに45〜50間焼きます。中央に竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がりです。型ごと網にのせ、粗熱が取れたら型から外して冷まします。

⑨【ホイップクリーム】ボウルに生クリームを入れてグラニュー糖を加えて八分立てに泡立て、好みの厚さに切り分けたチョコレートバターケーキに添えます。



■ポイント

しっとりふわふわで、バターとチョコレートの風味が濃厚でリッチな味わい。甘すぎず、リキュールがふわっと香るので、大人でも楽しめる上品なチョコレートケーキです。
今回はラム酒の代わりにバーボンウイスキーを使用しましたが、お酒が苦手でなければぜひお好みのリキュールを入れることをお勧めします。

表面が少し焦げたので粉砂糖をまぶしてごまかしたのですが、焦げた部分がサクッと香ばしく美味しかったです。途中でアルミホイルをかぶせて焼けば焦げるのを防げますよ。
バターは泡立て器で混ぜにくいので、指で押すと潰れるくらいまで柔らかく常温に戻しておくのがポイントです。
卵黄やリキュールは、バターに少しずつ加えることで分離しにくく混ざりやすくなります。メレンゲを作るときの卵白は、しっかりと冷やしておくと良いですよ。

粉砂糖や飾りなどで華やかにするとクリスマスの主役にもなる一品になります。手間はかかりますがまた作りたくなる美味しさなので、ぜひみなさんもお試しくださいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:yurika
フードコーディネーターとして活動中。料理系メディア制作会社での経験を活かし、レシピ開発・フード撮影・動画制作・記事執筆まで幅広く手がけています。“ラクして映える”簡単レシピが得意です。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>
