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「この抵抗はわずかな息吹を与えた」CLマンC戦で逆転負けのマドリーに現地紙はチームの姿勢を評価! 一方で「勝つだけの力がない」との指摘も

「この抵抗はわずかな息吹を与えた」CLマンC戦で逆転負けのマドリーに現地紙はチームの姿勢を評価! 一方で「勝つだけの力がない」との指摘も

現地時間12月10日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節で、レアル・マドリーはマンチェスター・シティに1-2の敗北を喫して2敗目を喫している。

 ダニエル・カルバハル、エデル・ミリトン、トレント・アレクサンダー=アーノルド、フェルラン・メンディ、ダビド・アラバ、エドゥアルド・カマビンガ、ディーン・ハイセンに加え、エースのキリアン・エムバペまでが直前の足首の負傷で欠場者のリストに名を連ねるという厳しい事態に見舞われていたマドリーだが、本拠地ベルナベウでのビッグマッチでは積極的な姿勢を試合開始直後から示した。
  開始3分であわやPK(VARでFKの判定)獲得の場面を創り出し、強度の高いプレーでマンCを押し込み続けて、28分にはロドリゴがペナルティーエリア右の角度のないところから鋭いシュートを突き刺して先制点も奪う。しかし、その7分後にCKからヨシュコ・グバルディオルのヘディングシュートをGKティボー・クルトワが前にこぼしたところをニコ・オライリーに詰められてアウェーチームに同点とされると、43分にはアントニオ・リュディガーがアーリング・ハーランドを倒してPKを献上し、これをハーランド本人に決められた。

 逆転を許して後半を迎えたマドリーは、ジェレミー・ドクの突破力に再三苦しめられて幾度も窮地に陥るも、クルトワの好守連発などでマンCの追加点を許さない。すると、同点さらに逆転を狙って反撃し、決定的なチャンスも迎えたが、これをゴールに結びつけることはできずにタイムアップ。これで、直近の公式戦8試合での成績は2勝3分け3敗となった。

 後半は地元のサポーターからブーイングを浴びせられることになったマドリー。今季、CLではラ・リーガ勢としてプレミアリーグ勢に9敗目(勝利はバルセロナがニューカッスルを下した一戦のみ)を喫した90分間について、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は「X・アロンソ監督は何度も戦術を変えたが、勝利には手が届かなかった。何より、エムバペ抜きで勝負するのはあまりにも痛手であり、残りの選手たちは得点力が乏しかった」と報じている。

 一方、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「X・アロンソによる『新生マドリー』は前半しか続かなかった。全員が一体となってプレスをかけ、守備では連動して助け合うチームの姿は、クラブが望んでいたものだった。しかしそれだけのことをしても、このチームには勝つだけの力がない。(中略)フロレンティーノ・ペレス会長にとって唯一意味を持つ『国民投票』は、このベルナベウのブーイングだ」と厳しく綴った。 英国の日刊紙『The Guardian』は、「先週日曜の深夜、クラブの一部の幹部は、7試合で2勝しかできていない監督を解任することで一致していた。その処分は一旦保留されたが、今夜は事実上の最後通告の場となった。そして、その不振を8試合に伸ばした今、X・アロンソが続投できる保証はない。ただし逆に言えば、続投しないと断言できる保証もない」と、指揮官の進退問題を取り上げている。
  またスポーツ専門メディア『GIVEMESPORT』は、このスペイン人指揮官が今回は首が繋がったものの、まだ危険な立場にあることを強調し、「彼が主力選手たちの信頼を取り戻せなければ、ペレス会長がチームの結束のために引き金を引く必要に迫られる可能性もある。8試合でわずか2勝という成績は、マドリーのようなクラブには到底相応しくない。その結果、アロンソは職と評判を守るために深刻な時間との競争に追い込まれている」と指摘した。

 ただ、『The Guardian』紙は、マンC戦のマドリーについては「彼らは戦っていた。屈したわけではない。ファンがブーイングする場面もあったが、大声援もあった。これは以前のマドリーを思わせる生命力と闘志の兆しで、はるかに良い出来だった。むしろ良かった点の方が多かった。失点は混乱の中のものと物議を醸すPKで、決まれば劇的な同点ゴールとなったシュートは数センチの差でクロスバーに阻まれた」とポジティブに評し、X・アロンソ監督の「この悪い時期は乗り越えられる」とのコメントを紹介している。

『MARCA』紙も、「マンC戦は、X・アロンソを非難したり、感情的に解任を語ったりするべき試合ではなかった。彼は時間を得た。というのも、マドリーは逃げず、顔を上げ、最後まで試合に踏みとどまったからだ」と記述。「この結果が、指揮官を逆風の中心から遠ざけるわけではない。チーム状態は良くなく、総じて楽観できる材料は乏しい。継続性がなく、安定感がなく、脆さを見せる場面が多すぎる」と指摘しながらも、「この“抵抗”は、プロジェクトにわずかな息吹を与えている」と付け加えた。

 なお『GIVEMESPORT』は、マンCの決勝点となったPKを与えたリュディガーを酷評している。「本来の安定感溢れる姿からは程遠かった」ドイツ代表が「もうCLのレベルでは通用しない」として、「彼の先発の是非は真剣に問われるべきだ」と指摘。さらに「現在、多くのCBが負傷しているため、マドリーはリュディガーを起用せざるを得ないが、この32歳が契約最終年でもあることを考えると、来夏の戦力アップをクラブは本気で検討すべきだ」とも主張している。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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