ワンランク上のカプセルホテル……ではなく、キューブ型の宿泊施設が浅草・蔵前にある。その名も「MyCUBE by MYSTAYS浅草蔵前」で、以前から泊まってみたいと思っていたが、試しに楽天トラベルで前日に検索したところ、まさかの1泊5700円で空いていた。
これは泊まるしかあるまい……ってことでダッシュで予約! 場所は都営浅草線「蔵前駅」のA2出口から徒歩1分とのこと。蔵前なら大江戸線も利用可能だし職場(東新宿)からもアクセス抜群。実際に “キューブ型の客室” に泊まってきたので報告したい!
・MyCUBE by MYSTAYS浅草蔵前
この日は仕事を終えて21時過ぎにホテルに到着。2階のフロントでチェックインを済ませたあと、まだ少し作業が残っていたため、そのまま同フロアのラウンジスペースに向かった。
このラウンジが実に良い。24時間利用可能で広くて静か。Wi-Fiもコンセントも揃っているから仕事も勉強もサクサク進む。ただ22時を過ぎた頃から外国人観光客らしき宿泊客がわらわらと集まりだしたので、タイミングを見て退散した。
・キューブ型の客室
お目当ての客室フロアへ移動すると、そこには従来のカプセルホテルとは明らかに異なるキューブ型の客室が並んでいた。
めちゃめちゃ広い!
そういえば、少し前に宿泊した錦糸町の「黄金湯」も同じようなキューブ型の部屋だった。
キューブのサイズは100センチ・205センチ、高さ160センチだという。数字よりも体感が広い。何より天井が高いから圧迫感ゼロなのである。ベッドはふかふかでコンセントも完備。
さらにユニークなのが、ベッド下の巨大収納スペース。靴やバッグも全部ここに収納できるらしい。
向かいの外国人宿泊客は大きなスーツケースを丸ごと突っ込んでいた。入りきらない荷物は2階のバゲージスペースで預かってもらえる仕組み。
シャッターを下ろせばロッカー代わりになるから便利。全体的に清潔感もあるし空調もちょうどいい。キューブ型の宿泊施設として完成度はかなり高いと感じた。
ただし、防音性能は一般的なカプセルホテルと同等。必要ならフロントで耳栓を購入できるようだ。
いくら静かな環境でも、余裕でテレビ電話をする宿泊客(外国人に多い)に遭遇するのは “カプセルホテルあるある” だと言えるだろう。私は耳栓のおかげでよく眠れました。
