2025年もあと少しで終わろうとしている。忘年会の時期でもあるため、すでに酒飲みまくりの12月を過ごしている人もいるのではないだろうか。
職場以外でも気を遣うのなんてイヤだよ……なんて声も受け入れられるようになった今の時代。いろんなスタイルの忘年会があるしあっていいなか、当編集部が推しているのが「ぼっち忘年会」である。
・背徳の忘年会
その名の通り、「ぼっち忘年会」は1人で忘年会をやるというもの。1人飲みと何が違うのかと思われるかもだが、この時期に自分へご褒美を “非日常” で味わうことに意味があるのだ。
ちなみに予算は5000円。今年、酒を飲みすぎて救いようのないクズと後輩に言われた私が思い描いたのは「背徳の忘年会」だった。
そう、例えば……
ニンニクで攻めまくってる「伝説のすた丼屋」でやるとかどうだろう。もし「すた丼で忘年会をやろう」と言ったら、周囲は間違いなくドン引きする。しかし、今日という今日は1人だから問題ない。
てなワケでやってきたのは「伝説のすた丼屋 新宿西口総本店」。実はここ「すたみなせんべろ酒場」と銘打ち、いろんなお酒だけでなく、ニンニク系のツマミも用意しているレア店だ。
せっかくの忘年会なので、ビールをキンキンに冷えてる瓶(500円)にしちゃおう。でもって、ひとまず頼んだのが……
「すたみな餃子(300円)」「すたみな唐揚げ(390円)」「すたみな焼き皿(590円)」のツマミたち。茶色の海に漂うニンニクの香り……最高やろがい。
すたみな焼き皿は出てきた瞬間から すた丼イズムを感じるガーリックぶり。
これだけでもビールがグイグイ進むってもんだが、ここはすた丼である。
よって、卓上のニンニクは自由自在。1人だからこそ周りを気にせずニンニクをガツンと堪能できる。
唐揚げはごつめの皮で食べ応えあってジューシー。餃子も皮もっちりの肉汁系で圧倒的にビールが進む。
なのでついつい生ビール(350円)を追加注文。今回、初めて同店を利用したのだが、リーズナブルで量もあるからまた来たくなった。
ここまで使った金額は2130円。さて、お腹もだいぶ膨れたしそろそろ帰るか……と普通ならそうなるところだが、今日は忘年会だからまだ終わるワケにはいかない。
・さらなるニンニクを求めて
そう、1人二次会である。完全にニンニクをまとった私が次にやってきたのが……
串カツ田中だ。ここを選んだのには理由があって……
あの激安で大人気の無限ニンニクホルモン串が年内で販売終了してしまうから。
年明けに新作が登場する予定とはいえ、現行の強力なニンニクが味わえるのは今だけ。これを堪能せずに年を越せるだろうか? いや……
越せるワケがない!!!!
無限ニンニクホルモン串だけでもブチギマるというのに、そこへビールを流し込むのだから気分は天国。あとは「定番5本盛り(880円)」を攻めつつ……
今日はさらに攻めるのでニンニク串(143円)も注文。普段積むべきは徳だが、今日ばかりは背徳を積む。
そして名物チンチロ(偶数で半額)をやって、角ハイでフィニッシュ。たまにはこんだけニンニクまみれになるのもいいもんである。
合計金額を脳内でざっと計算すると残り300円くらい。そうだなぁ……何かしらイベントみたいなのやってるチェーンに行けばあと1杯くらい飲めるな!
