『SUNNY VOYAGE 2025』愛知・Lives NAGOYA(2025年12月13日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○ダガ&小田嶋大樹vs政岡純&タダスケ×
GHCジュニアタッグ王者のダガ&小田嶋組が、タダスケ&政岡のTEAM 2000Xコンビの挑戦を退けて初防衛に成功。アレハンドロ&カイ・フジムラ組、Eita&近藤組が同時に次期挑戦に名乗りを上げ、元日武道館大会での3WAY王座戦が決定的となった。
T2000X入りを果たした政岡が、タダスケとともに王者コンビを急襲。「元日武道館にチャンピオンとして立たせない」(タダスケ)と迫ってきた挑戦者コンビを、ダガ&小田嶋組が初防衛戦で迎え撃った。
のっけから躍動した小田嶋だったが、場外からタダスケに足をすくわれると急ブレーキ。タダスケに会場の柱に投げつけられ、場外ボディスラムの餌食になると、ショートレンジラリアット3連発を食らってしまった。さらに、政岡は頬を突き出してエルボーを誘うと、小田嶋のエルボーを空転させてから、一方的に暴行。しかし、小田嶋も意地の俵返しで挽回してみせる。
代わったダガが反撃に転じると、流れは王者組に傾く。小田嶋とともに挑戦者組に連続して串刺し攻撃を浴びせると、ダガはバックブリーカー、ファイナルカットの連続攻撃でタダスケを追い詰めた。
ここでセコンドについたヨシ・タツがレフェリーのカウントを妨害して無法地帯を作り上げると、再び流れはT2000Xへ。政岡がダガに清掃看板攻撃を浴びせると、タダスケも金的攻撃で暴走した。しかし、小田嶋が献身的に飛び込み、ヨシ・タツと政岡をプランチャで場外に足止めして、信頼するダガに勝負を託す。それに応えたダガはXキック、ジャンピングハイキックで猛追に出ると、最後は新兵器の59(フィフティナイン、変型ノーザンライトボム)でタダスケを沈めた。
TEAM 2000Xの無法攻撃を乗り越えてダガ&小田嶋組が初防衛に成功。元日武道館へベルトを死守したダガは、マイクを握ると「次のチャレンジャーは誰だ? 俺たちはチャレンジャーを求めている」と呼びかけた。
すかさずアレハンドロ&カイのALL REBELLIONコンビが登場し、「ダガさん、僕たちもその輝いているGHCをずっと目指しているんだ。ずっと目指して、何度も何度も敗れてきた。もう一度次はアレハンドロ&カイ・フジムラどうですか?」(アレハンドロ)と挑戦表明。ダガが受諾したところで、今度はEita&近藤組も現れた
Eitaは「俺らもこの輪に混ぜてくれよ。俺らはよ、今日ここ名古屋で勝ってるんだよ。挑戦する資格はあるだろ。ただよ、元日の日本武道館と言えば、ジュニアタッグ3WAYだろ。去年も一昨年もやってんだよ。それぐらいノアジュニアの顔は見てんだよ。おい、どうだ?」と迫る。ダガも「Eita、ニッポンブドウカン、3WAYマッチ、ジュニアタッグチームチャンピオンシップ、OK」と受けて立ち、来年の元日もGHCジュニアタッグ王座戦の3WAYマッチが行われることが決定的となった。
【試合後のダガ&小田嶋】
▼ダガ「Daiki、ベルトをしっかり守ることができたな。俺たちは真のチャンピオン。常に闘いを求めてる。やっと挑戦者が出てきた。ALL REBELLIONとEita&近藤。お前たちとは1月1日の日本武道館で会おう。そして俺たちはチャンピオンとして誰も手が届かない存在になる」
▼小田嶋「アレハさん、カイさん、そして近藤さん、Eitaさん。私はまだまだ全員超えられたことがない。その皆さんを超えるチャンスが憧れの舞台・日本武道館であるなんて、ワクワクが止まりません。今日、ダガさんと防衛したように日本武道館、憧れのリングで防衛して、ノアジュニアの未来は今になってみせます」
【アレハンドロ&カイの話】
▼アレハンドロ「2026年元日・日本武道館、アレハンドロ&カイ・フジムラで今度こそ、今度こそ、二人で挑戦しよう。3度目」
▼カイ「時間かかったけど、次こそは俺たちでGHCジュニアのタッグチャンピオンになるぞ」
▼アレハンドロ「日本武道館で最高の、最高の景色、二人で見ようぜ」
▼カイ「よっしゃ」

