『SUNNY VOYAGE 2025』愛知・Lives NAGOYA(2025年12月13日)
○Yoshiki Inamura&ウィル・クロス&藤田和之vs征矢学&サクソン・ハックスリー&モハメド ヨネ×
元日武道館大会での復帰戦でGHCヘビー級王座に挑戦するOZAWAがレゴランド至近の名古屋会場に出現。カステラ攻撃に続いて“レゴ攻撃"で王者YoshikiをKOし「ラッキーちゃんの恨み」を代弁した。
2日の公開会見で“改心モード"が終了し、白OZAWAから黒OZAWAへの回帰を果たしたOZAWA。その後のインタビューでは掌返しの大放言で、Yoshikiへの恨みつらみのオンパレードを繰り広げ、一方のYoshikiもOZAWAが新日本の元練習生であることを“暴露"して応戦するなど、元日決戦は一転して泥沼化の様相をみせている。
とはいえOZAWAは「元日武道館でちょうど怪我が治る」予定であり、いまだ欠場中。OZAWA不在のなか王者Yoshikiはセミファイナルの6人タッグマッチ登場し、藤田&クロスとの超ヘビー級トリオを結成して征矢&サクソン&ヨネ組と対決。序盤からヨネを巨体で吹き飛ばして好調ぶりを見せつけ、最後はラリアット、無双の猛攻からDIS CHARGEを投下してヨネを仕留めた。
快勝したYoshikiは上機嫌にマイクを握って「ワッツアップ! 名古屋!!」と切り出したが、その背後に黒い影。OZAWAだった。松葉杖で死角からYoshikiを殴りつけ、瞬く間にKOした。
この日の会場『Lives NAGOYA』は名古屋が誇る『LEGOLAND Japan』の至近。OZAWAの手には、レゴで製作した猫があった。マイクを握ったOZAWAは「今日は隣のレゴランド、いや、イギリスからInamuraがエサをあげてかわいがっていた野良猫のラッキーちゃんに来てもらいました」と切り出した。
同部屋生活だった英国遠征中、Yoshikiは地域猫のラッキーちゃんを愛でており、不在時にはOZAWAも世話をしていたという。インタビューでOZAWAは「いずれ日本に帰るInamuraが、野良猫に餌をあげる行為は無責任極まりない」と糾弾していた。
そのまま“レゴ版ラッキーちゃん"の声を代弁し始めたOZAWAは、妙な裏声で「Inamuraが突然いなくなったあと、僕はエサを求めてゴミ箱を漁って近所の人に追いかけ回されたり、エサを巡って近所の猫とケンカをして生傷が絶えない日々が続いています。とても苦しいです」と訴えた…。
さらには「…とのことだ。一時的な餌やりは優しい行為に見えて、不幸な猫を増やし、近所トラブルを増やします。猫の餌やりはやめましょう。Inamuraくん。おい、イギリスのラッキーちゃんは今どこで何をしているんだろうな。まあ、関係ないか。もうどうでもいいもんな。おい、ラッキーちゃんの苦しみを知れ」とレゴを顔面に叩き込むと、「Inamuraはエゴにまみれた自己中野郎です。それに氣づき、名古屋の皆さん、いや、プロレスリング・ノアファンの皆さん。野良猫への餌やりは絶対にやめましょう。The Real Rebel!」と注意喚起して姿を消した。
会見でのカステラ攻撃に続いて今宵はレゴ攻撃…。一転してもつれた両雄の因縁は泥沼化の様相が一層深まった。
【Yoshikiの話】Yoshiki「ミスターOZAWA。フードを粗末にしたり、レゴを破壊したり、そんなキッズみたいなこと、これ以上なしにして、正々堂々、オン・ザ・リング、リングの上でファイトしようじゃないか。ミスターOZAWA、ユーのハートの中にアニマルズ、キャッツをかわいがる心がまだあるなら、ユーはまだ改心することができると思う。ミスターOZAWA、1月1日、それまでにしっかりユアフットをケアして、フェア&スクエア、正々堂々ファイトしようじゃないか」
【OZAWAの話】「おい! Inamura。ラッキーちゃんの苦しみを、気づけ。お前のような自己中ヤローは1・1日本武道館で氣づきを与える必要がある。改心しろ」
【試合後の征矢&サクソン】
▼サクソン「アアーー!!」
▼征矢「OK、OK、今日は負けたけど、1・1日本武道館タイトルマッチね。グッドコンディション。ルック、ルック。藤田洋平」
▼サクソン「YO-HEY?」
▼征矢「イエス、YO-HEY」
▼サクソン「YO-HEYカムバック!」
▼征矢「はい、YO-HEYです。YO-HEYちゃんです」
▼サクソン「YO-HEY、サクソン・ハックスリーvsウィル・クロス、日本武道館。YO-HEY、ワタシノセコンドツイテクダサイ」
▼征矢「おお。サクソンのセコンドにYO-HEYちゃんがつけと? もちろんだよ、サクソン!」
▼サクソン「YO-HEY!」
※二人は抱き合いながら控室へ

