今、パウダーライドとともに熱量がグングン上がっているのがツリーランだ。広葉樹に覆われた森の中では、雪質が良いコンディションで維持されやすかったり、ディープに雪が吹きだまっていたり、起伏が豊かで自然地形がおもしろかったりと、フリーライドを楽しむには極上のフィールドなのだ。そこで、ツリーラン環境が充実しているスキー場を北から順にチェックしていこう。
[北海道]
ルスツリゾート|RUSUTSU RESORT

「森林浴」と称されるほどに癒される美しい森でのツリーライディング
[ツリーランフィールド]ヘブンリースピリットコース・林間コース
その規模、雪質、変化に富んだ地形で根強いファンも多いルスツ。ウエストMt.、イーストMt.、そしてMt.イゾラの3つの山からなり、37ものコースは実に総滑走距離42km!Mt.イゾラとイーストMt. は斜面が北側に面しているため、陽に当たりにくく、雪のコンディションがいい状態で常に維持されるのも魅力。そこに加えてツリーランを楽しむ森の中は、広葉樹の樹木たちによって陽の光が入りにくい。パウダーツリーライディングを楽しむには絶好なのだ。
ルスツを代表するツリーランポイントとして「ここのツリーランは最高!」とローカルたちに絶大人気を誇るのがMt.イゾラ奥にあるヘブンリースピリットコース。平均斜度20~25度ほどの滑りやすい南東面のコースは沢形状になっており、左右の壁を使って当て込みながらのライディングが面白い。木々の間を滑り抜け、ナチュラルアイテムも豊富な起伏で遊べる場所だ。
また、ウエストMt.の林間コースは、自然のままの林の中、木を避けながら750mでライン取りを楽しむことができる非圧雪コース。滑りやすいように手入れされていて、ダイナミックな滑走感を味わえる。
ルスツのツリーランの魅力は海外にも発信され、海外のフィルムクルーによって「SHINRIN-YOKU」(森林浴)というタイトルのムービーまで作られたことも。こちらはHEADのグローバルチームがルスツの森を舞台に展開した2019ー20の作品。独特の感性で映し出されたルスツのツリーランが興味深い。
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| トップ標高 994m | 最長滑走 3,500m | 標高差 594m | 最大斜度 30° |
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| コース数 37本 | リフト 14本 | ゴンドラ 4基 | ロープウェー -本 |
◆公式HP/https://rusutsu.com/
[北海道]
ニセコ東急 グラン・ヒラフ|NISEKO TOKYU Grand HIRAFU

ナイターで幻想的なツリーライディングに酔える名スポット
[ツリーランフィールド]スキー場管理区域内の林間
パウダー、非圧雪、グルーム、ツリーランと多彩なコースバリエーションはニセコエリアでナンバーワン。どれもが斜度やうねりのある変化に富んだコースで、豊かな自然地形にJAPOW発祥の地とされるパウダーがたっぷりと降り積もるのだから、滑り派たちにはたまらないグラン・ヒラフ。実はツリーランに着目すると、これまた素晴らしい。
というのも、ニセコ東急 グラン・ヒラフはコース名は付いていないが、見晴らしコース他、ツリーランポイントは非常に多い。あちこちで自然に木がたくさん生えていて、その中を自然に滑ることができるし、コース脇でも楽しめる。どこでもそれぞれの滑走レベルに合わせたツリーランにチャレンジできるのが魅力だ。上の写真もそんなシチュエーションでの一枚だ。北海道の緯度の関係で森林限界が低いため、標高がそれほど高くないスポットでも木々の間隔が密過ぎない。これも北海道のスキー場は総じてツリーランが楽しめる理由のひとつ。
ニセ東急 グラン・ヒラフではツリーランがナイターでも楽しめる。ナイターのコース面積とバリエーションともに日本最大規模。ナイター照明に照らされた樹木の美しさや幻想的な森での滑走はまた格別だ。
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| トップ標高 1,200m | 最長滑走 5,300m | 標高差 940m | 最大斜度 40° |
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| コース数 22本 | リフト 7本 | ゴンドラ 2基 | ロープウェー -本 |
◆公式HP/https://www.grand-hirafu.jp/winter/
















