39歳のベテラン長友佑都は、森保ジャパンに必要な選手なのか。サポーターの間で議論の的になっているのだ。先のアメリカ戦で失点の原因になってからは、不要論が加速。別の選手を呼んだ方がいいのではないか、との声は多い。
この問題について、超辛口論評で知られる田中マルクス闘莉王氏が、自身のYoutubeチャンネルで持論を展開した。まずは問題となったアメリカ戦での長友を評価。
「俺、お前のこと大好きよ。一緒にやれたし、キャラクターも大好き。生きてるレジェンド。大好きだけど、調子乗るな! お前はセンターバックはできない! そこはダメ。森保監督からセンターバックやれって言われたら『すいません、これはちょっとできません』と言い返してやれ」
悪いのはCBで起用した森保監督の采配だと訴えたのである。失点についても、長友を擁護する。
「あれは長友は悪くない。相手をほめるべき。あんなボレー決められたら(止めるのは)無理です。どんなすごいセンターバックでも、何もできません。マイナスのボールだし、難しい。長友のポジショニングは良かった」
その上で闘莉王氏は、自分なら長友を代表に呼ぶと断言したのである。
「俺だったら入れる。間違いなく呼ぶ。面白いとか、ギャグとか、盛り上げ役じゃなくて、いまだにレベルとしてはきちんと戦えてる。PRとして呼ぶんじゃなくて。俺はパフォーマンスとして呼びます。必要な選手だと思います。右も左もできる。両サイドってなかなか難しいことだと思う。身体能力があるし、相手選手にマンツーマンで(誰かを)つけたい時、長友をつけれればいいと。きちんと仕事をこなす。きちんと戦力になる選手だなと思う」
超辛口男の太鼓判は、選手選考に影響を及ぼすだろうか。来年、W杯のピッチに長友は立っているか…。
(鈴木誠)

