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張本智和、天敵撃破後のスポーツマンシップ溢れる振る舞いに海外感動「信じられない」「壮絶な死闘直後なのに…」

張本智和、天敵撃破後のスポーツマンシップ溢れる振る舞いに海外感動「信じられない」「壮絶な死闘直後なのに…」

日本男子エースのスポーツマンシップに注目が集まった。

 卓球の国際大会「WTTファイナルズ2025香港」は現地12月13日、男子シングルスの準々決勝が行なわれ、張本智和(世界ランク5位)が同6位のフェリックス・ルブラン(フランス)にゲームカウント4-3(12-14、11-8、12-10、11-3、8-11、7-11、11-9)で勝ち、4強進出を決めた。試合後にはフルゲームを労う22歳エースの振る舞いが称賛された。

 張本は過去、ルブランとは国際大会シングルスで0勝4敗と苦手にする天敵。その相手に序盤は主導権を握り、先にゲームカウント3-1と王手をかける。しかし、崖っぷちに追い詰められたパリ五輪銅メダリストが底力を発揮。2ゲームを連取し、3-3のタイに戻す。

 最終第7ゲームも一進一退の展開のなか、張本がマッチポイント。素早いラリーから最後はルブランが返したボールがテーブルをわずかに外れて決着。死闘を制した張本は頭を抱えて膝から崩れ落ち、喜びを爆発した。

 激闘を終えた張本は試合直後、「信じられない気持ち」と振り返る。「1ゲームを取るのも今まで難しくて、それが3-1のリード、フルゲームまでいけたこと自体が成長。そこで最終ゲームに苦しみながらも勝ち切れたことがすごく成長できたと思う」とコメント。ベスト4進出の喜びを嚙みしめた。
  日仏を代表する男子エース同士の激突は現地でも大きな話題を呼んだ。大会オフィシャル『World Table Tennis』はフルゲームのスコアと、勝利直後の張本のリアクションを添付。「壮絶な死闘は第7ゲームまで持ち込まれた! トモカズ・ハリモトが接戦を制し、フェリックス・ルブランを4-3で下した! ルブラン相手にハリモトは初勝利を挙げた」と速報した。

 アジアの卓球を幅広く取り扱う『SPOTV Malaysia』は日本人エースが試合直後にルブランと笑顔で握手し、健闘を分かち合ったシーンに注目。1分42秒のミニハイライトの最後にスロー映像で張本とルブランの抱擁を重ね、今大会屈指の死闘後に起きたスポーツマンシップに拍手を送った。

 14日の準決勝は、向鵬(世界ランク11位)との中国人対決をストレート勝利した林詩棟(同2位)が相手。張本は過去5勝1敗と好相性を誇り、決勝進出に期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】張本智和が難敵下し4強進出→試合直後の振る舞いに仏メディア感動「伝説的な戦い」【WTTファイナルズ香港】

【動画】天敵ルブラン撃破→フルゲームを労い抱擁した張本智和
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配信元: THE DIGEST

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