シンプルに考えて速やかに決断
迅速なプレーが好結果につながる

花道からは「寄せる」
アプローチでも迷わなくてすむ決め事を作っておこう
アプローチやパットの状況はさまざま。決断が難しい1打です。私は決断力を早めるために、自分なりの決め事を作っています。アプローチでいえば「花道からはピンに寄せる」「ラフからは乗ればOK」と決めているのでショットに迷いがなくなります。
ロングパットでラインを読むときは、第一印象を大事にする。ボールの場所にきてグリーンの傾斜を最初に見たときの直感は結構当たっているもので、その直感を優先して打ちます。ライン読みで迷ったときほど、第一印象を信じてストロークしましょう。
「花道」からのアプローチ

フェースをスクエアにセットし、ボールの位置はスタンスの中央。

パッティングのようにスイングして転がしで寄せる。ピンの位置が奥の場合は8Iを使うこともあるそうだ。
「ラフ」からのアプローチ

フェースを軽く開く。ボールの位置は半個ほど左寄りにセット。

テークバックで少しコック。クラブの重さを利用して振り抜いていくイメージ。
パットは「直感」勝負!

パットは自分の感覚や感性がモノをいう。ラインを読みすぎたり考えすぎたりして悩んだところで、結局は自分の直感が当たっていたというケースが案外多い。
いかがでしたか? スピードゴルフの決断方法をぜひ参考にしてください!

レッスン=松井 丈
●まつい・じょう/1974年生まれ、東京都出身。2004年プロ入会。JPGA公認A級インストラクター。東京・渋谷区の「ツーサムゴルフスタジオ」を主催。多くのゴルファーをレッスンする一方でスピードゴルフの普及にも務める。
構成=三代 崇
写真=相田克己
協力=新武蔵丘ゴルフコース

