外野はMLB勢中心も、塩見泰隆の機動力が光る
外野では鈴木誠也が右の軸で、吉田正尚は左翼で打撃に集中する形が濃厚だ。そこにNPB勢の塩見泰隆が入り、“1番・中堅”として機動力と守備範囲で存在感を示す。短期決戦で「足と守り」は勝敗を左右するため、塩見の役割は非常に大きい。
さらに、長打力なら万波中正、爆発力なら浅野翔吾と、若手の台頭も無視できない。
侍ジャパンは“融合こそ最強”──その先に世界一が見える
井端監督が導き出した戦い方は明快だ。“MLBの破壊力×NPBの技巧と守備力”。このハイブリッドこそ、日本がアメリカやドミニカと戦い抜くための最適解となる。
WBC2026の東京プールでは、日本戦のチケット一般販売が2026年1月15日19時開始と発表されており、大谷翔平らの出場が見込まれる試合は早期完売が予想される。その意味でも、侍ジャパンへの期待は高まるばかりだ。
大谷翔平を中心に、村上宗隆、岡本和真、牧秀悟、源田壮亮らNPB主力が融合したとき──その完成度は世界最高峰になる。2026年の侍ジャパンは、再び世界の頂点を狙える布陣だ。