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Jリーグに届いた17年ぶり朗報 オシム・チルドレンが嚙みしめた“40秒の沈黙”にサポ感涙「泣いちゃう」「全てを物語る」

Jリーグに届いた17年ぶり朗報 オシム・チルドレンが嚙みしめた“40秒の沈黙”にサポ感涙「泣いちゃう」「全てを物語る」

名将の愛弟子も涙がこぼれた。

 サッカーJリーグのJ1昇格プレーオフ決勝がフクダ電子アリーナで行なわれ、ジェフユナイテッド千葉が徳島ヴォルティスに1-0で勝ち、17年ぶりのJ1復帰が決定した。現地放送席にはクラブOBが激闘を見守り、歓喜の瞬間を嚙みしめた映像がサポーターの涙を誘った。

 勝てば昇格決定の千葉は前半からビッグチャンスを作るも、徳島の堅いディフェンスの前になかなかゴールを割れない。だが69分、カルリーニョス・ジュニオが待望の先制ゴールを奪うと、1万8000人ものサポーターは地鳴りのような大歓声。本拠地は熱狂に包まれた。

 終盤は徳島の波状攻撃に苦しむも、決勝点を最後まで守り抜いた千葉が歓喜のタイムアップ。この結果、21年ぶりに「オリジナル10」と称される現存9クラブが来季J1に集結することとなった。
  選手、スタッフ、クラブ関係者誰もがピッチ上で喜びを分かち合うなか、激闘を静かに見届けたクラブOBも感慨深かった。ジェフ千葉の応援番組『WIN BY ALL!』(チバテレ)の公式Xは、試合のダブル解説を務めた巻誠一郎氏、佐藤勇人氏の姿を捉えた。

 映像にはJ1昇格を決めたシーンが公開され、試合終了のホイッスルが鳴ると巻氏は「よーし!」と天を見上げてガッツポーズ。実況アナウンサーが「J2にサヨナラを告げるホイッスル」と伝えると、巻氏は眼鏡を外して涙をこらえるようにピッチを眺める。その一方で、現役時代はクラブの主将を務めた佐藤氏は17年分の思いを馳り巡らしているのか約40秒ほど一言も言葉を発せず、歓喜に沸くサポーターと選手らをじっと見つめた。

 1990年ワールドカップでユーゴスラビア(当時)を率いた名将イビチャ・オシム氏がジェフ千葉の指揮を執っていた時の主力選手だった両者は“オシム・チルドレン”としてカップ戦優勝に貢献。のちに同氏が日本代表監督に就任後はJ2転落の苦難を味わった。

 クラブの酸いも甘いも知るOBの姿にフォロワーは感動。「泣いちゃう」「天国のオシムさんに伝えているのかな」「何も喋らないのが全てを物語ってる」「巻と勇人、2人の前で昇格出来て本当に良かった」「語らない姿から溢れてくる感情が見える泣」「レジェンドが噛み締めてる...いい映像だ」「泣きますよねこれは」など、感涙コメントで溢れた。

 同じくクラブOBで1998年ワールドカップ日本代表の中西永輔氏も自身のXにJ1昇格の決定的瞬間をアップ。「ジェフファミリーの皆さん J1昇格おめでとうございます」と祝福のメッセージを綴り、サポーターから多くの反応が寄せられた。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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