ロサンゼルス・ドジャースの専門メディア『Dodgers Nation』は現地12月12日、2年連続サイ・ヤング賞を獲得したタリク・スクーバル(デトロイト・タイガース)のドジャース入りの噂に関する記事を配信。現役最強左腕の必要性に疑問を呈した。
同メディアが紹介した内容は、ドジャース側がスクーバル投手とウェンシール・ペレス外野手を獲得し、タイガース側にはエメット・シーハン投手、ザイール・ホープ外野手(有望株ランキング球団2位)、アレックス・フリーランド内野手(同4位)、ジェームズ・ティブス3世外野手(同8位)、パトリック・コペン投手(同17位)を送る2対5の大型トレード。一部では2024年のオールスター右腕タイラー・グラスノーも含まれる可能性を示唆した。
客観的に見れば、ドジャースは「球界最高の先発ローテーションを擁している」と同メディアは認めており、補強の必要性はない状況だと説く。さらに「外野に大きな穴がある状況で、既に強力なローテーションをさらに強化しようとする球団はまずいないだろう」と、スクーバルの獲得以上に課題であるポジションの補強に取り組むべきと呈した。
ただ、ドジャースのフロントオフィスは「常に可能な限り多くの才能の獲得を目指してきた」と記し、これまでの球団の姿勢を説明。現代のメジャー最強左腕はまさに「うってつけ」の選手であり、市場に出る可能性が高い状況であれば「獲得に動くのは当然」と見通す。
獲得の必要性が全くないなか、大きな獲物が目の前にぶら下げられた時にドジャースがどのような決断を下すのか。リーグのパワーバランスが崩壊しかねないだけにその動向に興味は尽きない。
構成●THE DIGEST編集部
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