理論派コーチの吉本は「真っすぐ強めに狙うと、入れごろのパーパットは外れやすい」と語る。絶対に入れたいパットの正解とは?
ストローク式は距離感が乱れやすい

右:距離感はストローク幅ではなくスピードで調整する!
パッティングの打ち方にはタップ式とストローク式がありますが、2メートル前後の距離はタップ式のほうが距離感を合わせやすい。ストローク式はバックスイングの大きさとスピードの2つの要素で距離を調整するため、じつは難易度が高いのです。ストロークもヘッドを大きく動かすことになるので、体が流れやすくなってしまいます。
タップ打ちのメリットは振り幅が小さくなることと、ボールに向かうパターのスピードだけで距離感を調整できることです。バックスイングの大きさは、ヘッドが右足前にくるくらいでOK。この振り幅でも最大5メートルまでは打てますし、振り幅が小さいので体の軸がズレません。
それと、注意してほしいのはフェースセンターを意識しすぎないこと。フェースセンターに当てようとすると、ボールに対して鋭角にヘッドを入れようとしがちでミスパットになりやすい。フェースの芯ではなく、ヘッドの重心をボールに当てる感じで打つと転がりもよくなります。
【×】バックスイングが大きいと体が流れる原因になる

ヘッドを右足の前よりも大きく引きすぎると、体が流れてしまう。大きく振りすぎたのを嫌がって体を緩めてしまい、距離感が不安定になることも。

ヘッドを大きく動かせば、そのぶんズレが出やすくなる。フェースの開閉も大きくなりやすいので、ヒッカケのミスが出てしまう。
フェースのセンターではなくヘッドの重心で打つ

「フェースではなく、ヘッド後方部にあるヘッドの重心でボールの芯を打とうとすると、正しい入射角で転がりのいいボールが打てますよ」(吉本)

いかがでしたか? 吉本コーチのレッスンを参考に練習してみましょう。

レッスン=吉本 巧
●よしもと・たくみ/1980年生まれ。14歳で米国フロリダに渡り、ジュニア日本代表やフロリダ代表にも選ばれる。米国でプロ資格を取得し、現在は銀座ゴルフアカデミーなどで指導する若き人気コーチ。YouTubeの「吉本巧ゴルフレッスンチャンネル」も好評!
構成=野中真一
写真=相田克己
協力=土浦カントリークラブ(アコーディア・ゴルフ)

