グルメやお笑いなど独特の文化があり、にぎやかなイメージもある大阪府。日々の生活の拠点として考えた場合にどこが住みやすいのか、地元の人々からの評価も気になるところです。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、大阪府在住の60代を対象に「本当に住みやすいと思う大阪府の街はどこ？」というテーマでアンケートを実施しました。
地元である大阪府に住む60代の人から「本当に住みやすい」と支持を集めた街はどこだったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう。
第1位：吹田市
同率での第1位となったのは、「吹田市」でした。大阪府の北部・北摂地域に位置する市で、隣接する大阪市はもちろん、神戸や京都へのアクセスが良いことが特徴です。市内には「JR」「阪急電鉄」「北大阪急行」「Osaka Metro」「大阪モノレール」といった鉄道のほか、「名神高速道路」などの高速道路も通っています。
吹田市は、都市圏の人口増加に伴う住宅不足の解消と理想的な生活環境の創出を目的に開発された「千里ニュータウン」の一部をなしており、人口増加が続いている街のひとつです。市内には「万博記念公園」などの大規模な公園があり、緑が多いところも魅力。「千里緑地」では、大阪府の準絶滅危惧種に指定され、市の天然記念物であるヒメボタルが見られることもあるそうです。
第1位：豊中市
同じく第1位となったのは「豊中市」でした。大阪市の北、吹田市の西に位置する豊中市は、大阪の都市圏の中でも早くから郊外住宅地として発展。2012年には「中核市」に指定されています。
豊中市の最大の魅力は、広域のアクセスに優れているところでしょう。「阪急電鉄」や「大阪モノレール」「北大阪急行」「阪急バス」といった公共交通機関のほか、「阪神高速11号池田線」「中国縦貫自動車道」「名神高速道路」などの道路網が縦横に走っています。また、空の玄関口である「大阪国際空港」を擁しており、全国の主要都市に3時間以内で到着できるところも魅力。空港の南側の千里川沿いや、猪名川流域下水道原田処理場の屋上にある「スカイランドHARADA」では、目の前で飛ぶ迫力満点の飛行機を見ることができるそうです。
