
仲のよい家族をみると、その関係性は周りの心まで温めてくれますよね。
90歳の祖母と7歳の孫娘の世代を超えたやりとりは、見ているだけで幸せを感じさせてくれたようで……。
今回MOREDOORでは、祖父母と孫の微笑ましいエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
Dさんの場合
90歳の祖母は、7歳の孫娘を溺愛しています。
孫は祖母のことを「ばぁば」と呼んで慕い、週末になると必ず祖母の家に遊びに行きたがるほどです。
ある日曜日の午後、実家を訪ねると、祖母と孫娘が縁側でおままごとをしていました。
祖母は少し腰が痛いと言っていたはずなのに、小さな椅子に座り込み、孫のために真剣な表情で遊んでいたのです。
孫のために張り切る祖母
孫が「ばぁば、お茶どうぞ」と空のカップを差し出すと、祖母は「まあ、美味しい」と本当に飲んだかのように演技をし、その光景はとても微笑ましいものでした。
おままごとが終わると、今度は孫娘が小さな手で祖母の肩を一生懸命叩き、「肩たたきしてあげる」と言い出しました。
祖母は「気持ちいいわ、ありがとう」と嬉しそうに目を細めていました。