【女子アナ戦国時代4】
フジテレビの性加害という未曽有の不祥事が発覚した2025年。テレビ界には逆風が吹き荒れ、女子アナたちは好奇の目にさらされた。そのためか、女子アナ業界には世代交代と熾烈な過当競争の波が押し寄せているという。実力、美貌、運、SNS戦略…。テレビ各局の女子アナ事情を総力レポートした。
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エース最有力候補は森山みなみアナ
テレビ朝日の看板アナとして君臨してきた弘中綾香アナ(34)は、あざと可愛いキャラでバラエティー番組を席巻し、5年連続で「好きな女子アナランキング」1位の殿堂入りを果たした。しかし、結婚して子育てに入ったことで出演がセーブされ、局内にはポスト弘中を巡る静かなる争いが生じていた。
ポスト弘中の最有力候補は森山みなみアナ(27)だ。入社4年目の森山アナは現在、夕方のニュース番組『スーパーJチャンネル』でメインキャスターを務め、局内外で存在感を急上昇させている。
「生放送にボディーラインがくっきり出る衣装で登場したりと、何かと美貌が目を引く存在。抜群のプロポーションと清楚なルックスのギャップにハマるファンも多く“第2の竹内由恵”と呼ぶ声も少なくありません」(制作会社関係者)
元テレ朝の竹内由恵(39)といえば、『ミュージックステーション』で大胆なミニスカ衣装を披露し、スタイルの良さと安定感のある仕事ぶりで看板アナに上り詰めた伝説の存在だ。
「もともと、森山アナは『羽鳥慎一モーニングショー』で披露するストレッチが“刺激的すぎる”とSNSで話題になっていた。本人にそういう意識はなくても、彼女にはにじみ出る天然の色気があるんです」(制作会社幹部)
高校時代、『ミスセブンティーン2015』のファイナリストに選出され、大学時代は芸能事務所『セント・フォース』の学生部門『スプラウト』に所属。芸能界への適性は抜群だ。
「『モーニングショー』時代には、玉川徹、石原良純、長嶋一茂といったクセ者揃いのオジサンたちを軽妙にあしらい、“オヤジキラー”の異名も。幅広い対応力とタレント性が大きな武器です」(スポーツ紙記者)
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斎藤ちはるアナは男関係が課題か!?
森山アナの対抗馬として名前が挙がるのが斎藤ちはるアナ(28)だ。『乃木坂46』出身のアイドルアナとして’19年4月に入社。入社式より先に『羽鳥慎一モーニングショー』の2代目アシスタントとして出演、異例のスタートを切った。
「疑問があればCM中でも羽鳥に積極的に質問し、その技術をスポンジが水を吸うように吸収していった。’22年4月からは『グッド!モーニング』を担当し、新井恵理那の産休・降板後は番組の顔に。胸元は豊満でスラリと伸びた脚も美しく強烈な色香を漂わせています」(前出・女子アナウオッチャー)
ただし弱点も。昨年4月にラグビー日本代表の姫野和樹との熱愛が報じられるなど、たびたび男関係が話題となり「アイドルアナに必要なクリーンなイメージという点では課題が残る」(芸能評論家)との声もある。
’13年入社の林美沙希アナ(35)も注目だ。弘中アナと同期で『大下容子ワイド!スクランブル』『ANNニュース』など報道番組を多く担当。「正統派の美人。まさに品行方正の典型で、ニュースの信頼感が増す」と評価される実力派だ。
弘中アナという看板が育児で仕事をセーブする中、テレ朝の新たな顔は誰になるのか。
【女子アナ戦国時代5】に続く
「週刊実話」2025年12月18・25日号より
