サタデーナイツ・メインイベントが現地時間13日、ワシントンDCで行われ、統一WWE王者コーディ・ローデスがNXT王者オバ・フェミと王者対決に臨んだものの、ドリュー・マッキンタイアが乱入し、ノーコンテストに終わった。
ジョン・シナ引退のこの日、統一WWE王者・コーディはNXT王者・フェミと王者対決。フェミは12・6『NXTデッドライン』でリッキー・セインツを破ってNXT王者に返り咲き、コーディと対戦する権利を得た。
まずはフェミがチョークスラム式バックブリーカーで先制。ヒップトスで豪快に投げ飛ばし、コーディがパワースラムを狙っても決めさせず。バックブリーカー、ショートレンジ延髄ラリアットと攻勢を続けたが、串刺し攻撃を回避して鉄柱に激突させたコーディは高速パワースラムで反撃を開始。コーディカッターをさく裂させ、トペスイシーダで突っ込んだ。
リングに戻るとフェミがスパインバスターで逆襲。ラリアットでコーディを場外に叩き落とすと、リングサイドを全力疾走してのジャンピングエルボースマッシュで実況席に吹き飛ばす。リングに戻すと高角度チョークスラムで追い討ちをかけたが、コーディも三角飛びスーパーコーディカッターで応戦した。
二人が倒れ込んだところに招かれざる客が現れた。マッキンタイアだ。コーディに襲いかかったマッキンタイアは馬乗りになってパンチを連打した。試合はノーコンテスト裁定。するとフェミがマッキンタイアを引き離して詰め寄り、両手で小突いた。尻もちをついたマッキンタイアにコーディがコーディカッターで報復すると、フェミもチョークスラムで叩きつけて撃退。コーディがフェミの手を挙げて称えると、フェミもコーディの手を挙げて敬意を表した。
コーディとマッキンタイアは9月の『レッスルパルーザ』、11月『サタデーナイツ・メインイベント』と統一WWE王座をかけて対決。いずれも敗れているマッキンタイアは11・7スマックダウンでレフェリーにクレイモアを見舞う暴挙を働いたことで謹慎処分中。お構いなしのマッキンタイアは『サバイバーシリーズ』におけるウォーゲームズ戦に強行出場。2週間前にコーディを襲撃すると、翌週、コーディが逆襲撃。そしてこの日、またもマッキンタイアが暴挙に出た。コーディは前日のスマックダウンでニック・オールディスGMに処分解除を求めていたが、両者の再戦は避けられそうにない。

